ファーストリテイリングが1月28日、関連会社であるリンク・セオリー・ホールディングスの全株式を公開買付け(TOB)により取得し、100%子会社化することを発表した。
ファーストリテイリングは、同社及び子会社を通じてリンク・セオリー・ホールディングスの32.32%にあたる普通株式51,360株(2008年11月30日現在)を保有し持分法適用関連会社としているが、2009年1月28日開催の取締役会において、リンク・セオリー・ホールディングスを100%子会社とすることを目的として、発行済みの普通株式、新株予約権及び新株予約権付社債の取得に向けた本公開買付けを実施することを決議した。このTOB決議にリンク・セオリー・ホールディングスは賛同している。
1998年12月に設立したリンク・セオリー・ホールディングスは、翌年に「Theory(セオリー)」のライセンス供与を受け販売を開始したが2003年9月には「Theory」ブランドを保有しライセンス供与を行っていた米国セオ
リー社(Theory LLC)グループを、公開買付者と共同で買収している。同社は「Helmut Lang(ヘルムート ラング)」などのブランドも米国・日本・欧州・アジアにおいて展開している。主力の「Theory」ブランドの全世界における売上高は46,788百万円(2008年8月期)。
米国発の金融危機に端を発する世界的な景気悪化による個人消費の低迷により経営環境は厳しく、リンク・セオリー・ホールディングスが2009年1月28日に発表した業績予想の修正も、前回予想を大きく下回る結果となっていた。
ファーストリテイリンググループは、グローバルブランドの育成の一環として、2004年1月にリンク・セオリー・ホールディングスへ資本参加し、協力体制を構築してきた。100%子会社化することでリンク・セオリー・ホールディングスをより高い成長力と収益力を持つ事業体へと発展させるとともに、ファーストリテイリンググループのグローバルブランド事業の強化、グループ全体の更なる企業価値の向上、ひいてはグループとしての世界一のアパレル製造小売業を目指す。
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