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10月
11

ユニクロのファーストリテイリング快進撃、アジアNo.1から世界No.1へ

ユニクロのファーストリテイリング快進撃、アジアNo.1から世界No.1への写真
ユニクロ新コレクション「+J」 (Image by: UNIQLO)

 「UNIQLO(ユニクロ)」を展開するファーストリテイリングが、2009年8月期の売上高が大幅な増収増益を達成し、8期振りに過去最高の営業利益を更新した。同グループが掲げる、2020年の売上高5兆円の目標に向け、成長戦略を推進する。

 ファーストリテイリング グループの2009年8月期(2008年9月1日~2009年8月31日)、連結の売上高は6,850億円(前期比16.8%増)、営業利益1,086億円(同24.2%増)、当期利益497億円(前期比14.4%増)となり、いずれも増収増益を達成した。

 国内ユニクロ事業は、既存店売上高が前期比11.3%増。これは、販促活動の強化、人気商品のヒートテック、ブラトップなどが話題を集め集客に寄与したこと、ウィメンズ商品の強化などが功を制した。海外ユニクロ事業も英国や米国の赤字幅縮小、アジア地区での順調な業績拡大から、営業利益は前期の3億円から16億円へと大幅に拡大した。

 「"Open the Future" 本当に良い服を、あらゆる人に」をコンセプトに10月より販売を開始した、デザイナーJil Sander(ジル・サンダー)氏との取り組みによる「+J(プラスジェイ)」は、ラグジュアリーとマスマーケットの画期的な融合として評価され、順調に売上げを伸ばしている。

ユニクロ事業の出店戦略としては、10月の銀座店の増床リニューアル(700坪)をはじめ、名古屋栄店、来春の渋谷プライム店(仮称)、心斎橋店などの都心部の好立地でも大型店の出店を進め、百貨店への出店も計画する。海外では、最大の成長機会であるアジアにおける出店を加速し、特に中国・韓国において店舗数をほぼ倍に増やす。10月1日にパリ、オペラ地区にオープンしたグローバル旗艦店に続き、2010年春には中国の上海市南京西路に世界最大規模のグローバル旗艦店を、さらに新たなマーケットとして、ロシア1号店となるモスクワアトリウム店(仮称)のオープンを予定し、世界の大都市を中心に積極的に出店を計画する。

 国内関連事業は、「990円ジーンズ」など新価格商品シリーズを販売した「g.u.(ジーユー)」の採算が改善したことで、営業赤字が大幅に改善。グローバルブランド事業は、欧米の消費環境悪化により大幅な減益となった。なお、下期より、グローバルブランド事業にリンク・セオリー・ホールディングスを新たに連結開始している。

 ファーストリテイリングは、2010年8月期の連結業績として、売上高7,980億円(前期比16.5%増)、営業利益1,200億円(同10.5%増)、当期利益620億円(前期比24.5%増)を予想。

 今後の成長戦略のひとつとして、欧米でユニクロのプラットフォームとなる企業を買収し、大規模にビジネス展開する土台をつくるM&Aを計画。グローバルに展開できる可能性のあるブランドを買収し、グローバルブランドのポートフォリオを構築する。

 また、グループ全社がひとつの会社のように経営し、世界中で一番良い方法で経営していく"グローバルワン"の確立を進め、アジアの各国における圧倒的なNo.1から世界No.1のグローバルリテーラーを目指す。

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