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この小売り不況の中、「ユニクロの独り勝ち」という印象をますます強めたファッション業界の2009年。ユニクロの親会社ファーストリテイリング(東証9983)の株価も、それを反映するようにこの1年で大きく変動した。世界の長者番付で日本人トップにランクインしたファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏率いるファーストリテイリングの株価をもとに、2009年のユニクロの成長の要因を検証しよう。
まず、2009年1月から6月までの<上半期>を振り返る。
08年12月30日の終値、12,980円
09年1月5日の終値、13,920円
09年2月20日から徐々に株価が下がり始める(Forbes誌Japan Richestで柳井氏が富豪1位になったニュースは18日に流れていた。)
09年2月24日の終値、9,300円(カラージーンズの展開)
09年3月6日の終値、8,190円(今年最安値:12月30日現在)
09年3月17日の終値、11,020円(+Jの発表)
09年6月30日の終値、12,600円
上半期の波は3月に大きな引きを見せたが、その月に「g.u.(ジーユー)」の990円ジーンズ、加えてWEB広告「UNIQLOCK(ユニクロック)」の展開や東京ガールズコレクションへの参加など、様々なアクションを起こしたため買いが発生したと推測される。上半期の終値最高は1月5日の13,920円だが、4・5・6月はそろって10,000円台をキープして終わった。
世界一のアパレル企業を目指すファーストリテイリングは、年初めからユニクロの海外出店という烽火をあげた。正月6日にはシンガポールへ春に出店するという声明や、世界的デザイナーJilSander(ジル・サンダー)氏とのコラボラインである「+J(プラス ジェイ)」を発表した3月17日の記者会見が、上半期の下げ止まりに貢献したと言えよう。
次回は2009年<下半期>を振り返る。
1年で倍に!株価から見るユニクロの2009年<上半期>
1年で倍に!株価から見るユニクロの2009年<下半期>
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