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12月
30

1年で倍に!株価から見るユニクロの2009年<下半期>

1年で倍に!株価から見るユニクロの2009年<下半期>の写真
ユニクロ「+J」ビジュアル

 2009年7月以降、ユニクロを経営するファーストリテイリング(東証:9983)の株価は著しく上昇した。下半期でひときわ目立ったユニクロのニュースと言えば、新ライン「+J」の発売とパリへの出店、そしてファーストリテイリング創業60周年を記念して開催された前代未聞の特大キャンペーンである。靴市場へ本格参入となった「ユニクロシューズ」の誕生や、フリース、ヒートテック、ダウンなど、ユニクロが得意とする秋冬物の売れ行きも好調だ。

 世界No.1のグローバルリテーラーを目指すファーストリテイリングの積極的な動きとその効果を、株価から検証。前回の2009年<上半期>に続き、7月から12月までの<下半期>を振り返る。


 09年7月1日の終値、12,500円。
 以降、9月の終わりまで11,000円前後を推移。この間は、国外はパリ・オペラ店とシンガポールのアイオンオーチャード店の開店、国内は名古屋栄店のオープンと銀座店のリニューアルと、新店舗に関するニュースや、既存店舗の拡充に関するニュースが目立っていた。

 09年9月16日の終値、10,620円。
 この日、靴事業の展開を発表したが、翌17日の終値は10,840円と、あまり大きな変化を見せなかった。

 そして下半期一番の変動があったのが、「+J」シリーズの発売日であった。銀座店のリニューアルオープンと合わせて行った09年10月2日の終値、11,780円。気になる翌3日の終値、なんと13,530円。終値だけをみても一日で1,750円の値上がりである。

 これ以降、じわじわと株価は上昇を続ける。

 09年10月20日の終値、14,910円。
 この日ユニクロフリース全172アイテムを発表。翌21日の終値が15,650円と、ファーストリテイリングの株価としては初の15,000円台突入。

 09年11月13日の終値、16,680円。
 09年11月18日、ファーストリテイリング創業60周年記念キャンペーンを正式発表。最高値17,940円を叩き出した。

 以降、現在まで16,000円台をキープしている。

 ファーストリテイリングの2009年8月期(2008年9月1日~2009年8月31日)連結の売上高は6,850億円で、大幅な増収増益を達成。それを反映するように、この1年間でファーストリテイリングの株価はほぼ倍近くまで値上がりした。

 今後の成長戦略のひとつとして、欧米でユニクロのプラットフォームとなる企業を買収し大規模にビジネス展開する土台をつくるM&Aを計画しており、これが成功すれば、2020年の売上高5兆円の目標達成も夢ではないだろう。

 2010年も、"服を変え、常識を変え、世界を変えていく" ファーストリテイリングからますます目が離せない。


 1年で倍に!株価から見るユニクロの2009年<上半期>
 1年で倍に!株価から見るユニクロの2009年<下半期>

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