次世代型ファッションショーで一歩先行くバーバリー

バーバリー表参道店で開催された「Runway to Reality」
バーバリー表参道店で開催された「Runway to Reality」

 ファッションショーのライブストリーミング配信を導入するブランドが増加している昨今。毎シーズン革新的な試みでその一歩先を行くのが英国メゾンBURBERRY(バーバリー)だ。2011年春夏シーズンの「BURBERRY PRORSUM(バーバリー・ プローサム)」最新ウィメンズコレクションでは、ランウェイショーのライブ配信とオンライン予約購入を同時に行うという次世代型イベントが世界中で開催された。

 ロンドンファッションウィーク中の2010年9月21日、「BURBERRY PRORSUM」2011年春夏ウィメンズコレションが行われ、その模様が各国の店舗やウェブサイトを通じて配信された。モデルのメイクアップには誕生間もない「バーバリー ビューティ」が使用され、伝統的なトレンチコートと刺激的なバイカースタイルをミックスした最新ルックがランウェイを彩った。

 通常のサイクルでは、ファッションショーで披露された最新アイテムが店頭に並ぶのは早くても数ヶ月〜半年後。しかしBURBERRYは、ランウェイショーとオンラインショッピングを組み合わせた「Runway to Reality(ランウェイ・トゥー・リアリティ)」導入することで、エクスクルーシブな顧客向けに数週間で商品を届ける試みを行っている。世界25カ国の旗艦店では顧客を対象にストアイベントが行われ、ロンドンから直接店内のスクリーンにストリーミング画像が配信されるとともに、最新コレクションのアイテムをその場でオーダーできる専用アプリケーション搭載のiPadを用意。ショーに登場した全アウターウェア、バッグ、バーバリー ビューティーがその場で購入可能となり、オーダーしたアイテムはラグジュアリーブランドとしては極めて短い約7週間での発送が予定されている。

 日本では時差の関係でショーのスタート時間が夜中だったため、翌日22日夜、表参道店にて同様のイベントを開催し多くの顧客を集めた。ショーと顧客をつなげる最新システムはエクスクルーシブでありインセンティブであると捉えているバーバリーは、今後も最先端技術を駆使したインタラクティブな試みに積極的に取り組む姿勢だ。なお、ショーおよび関連コンテンツは、Burberry.comにて現在もオンデマンドで展開されている。