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ヤン・シュヴァンクマイエル、新作映画は3D超え?晩夏ロードショー
2011年07月01日 14:10 JSTチェコ出身のJan Svankmajer(ヤン・シュヴァンクマイエル)が監督・脚本を手掛けた新作映画「サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-」の日本公開が決定した。夢の中をさまよう男のラブサスペンスを描いた同作は、実写と写真を組み合わせたカットアウトアニメ。ヤン・シュヴァンクマイエル待望の新作は、晩夏に全国ロードショー(順次全国公開)。
チェコスロバキア・プラハ生まれのヤン・シュヴァンクマイエルは、シュルレアリストでアニメーション作家・映像作家。主にアニメーション作家・映画監督として知られているが、シュルレアリストとしてドローイングやテラコッタ、オブジェなどの分野でも精力的に活動している。魔術的、錬金術的作風が特徴で、2005年に開催された神奈川県立美術館や2007年ラフォーレ原宿での展覧会、フィルム上映には毎回多くの来場者が駆けつけている。
ヤン・シュヴァンクマイエルは、映像「ファウスト」や「オテサーネク」などで「人間の欲望を満たす為に作り出したものがコントロール不能になり、人間に大いなる災厄をもたらす」という事を端的なテーマとした作品を作ってきた。シュルレアリストの作品には、進歩史観に裏打ちされた近代文明によって脇に追いやられたもの、隠されていたものなどがテーマや題材として取りあげられることが多く、こうした概念やものの歴史性を明るみに出すことで作品を鑑賞する観客の知覚と思考に揺さぶりをかけてくる。
映画「サヴァイヴィング ライフ-夢は第二の人生-」は、夢の中をさまよう男のラブサスペンス。"夢の中でしか会えない美しい女は誰なのか?"夢の世界と現実の二重生活を送る男が、鋭い分析で夢の意味を探っていく物語。実写と写真を巧みに組み合わせたカットアウトアニメになっており、「デジタル技術によるCGや3D映画を遥かに凌駕する映像世界」を作り出している。第67回ヴェネチア国際映画祭正式出品作品として、昨年の映画祭でプレミア上映されている。映画公開のほか、展覧会「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 〜THE WORKS FOR JAPAN〜」と「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 〜映画とその周辺〜」、「魔術★錬金術 -夢★無意識★眼球★解剖図★交霊術★博物誌-」も開催するなど今夏3つの企画・イベントが行われる予定。
■「サヴァイヴィグ ライフ -夢は第二の人生-」
http://www.survivinglife.jp/

