アンリアレイジ「I.T BEIJING MARKET」でエキシビジョン アジア展開拡大を視野に

I.T BEIJING MARKETでのインスタレーション
I.T BEIJING MARKETでのインスタレーション
画像: ANREALAGE

 「ANREALAGE(アンリアレイジ)」が、北京の「I.T BEIJING MARKET」でリミテッドエキシビジョンをスタートした。2012-13年秋冬シーズンより「ANREALAGE」の取り扱いを開始することから「I.T」が企画。「ANREALAGE」は、2011年の春夏シーズンより香港のコーズウェイベイに位置する「I.T HYSAN」で取り扱いを開始し、4月には同店で開催された大規模なエキシビジョンが好評を得るなど、アジアから注目が集まっている。

 会場となる「I.T BEIJING MARKET」は、「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」とI.Tによって2011年にオープンした。「ANREALAGE」のリミテッドエキシビジョンは2012-13年秋冬シーズンのコレクションが立ち上がる7月までの期間で開催。縦長と横長の2体のトルソーをもとにデザインされた2010-11年秋冬コレクション「wideshortslimlong」のインスタレーションを、1階エントランスエリアで実施している。また、店内には2012年春夏コレクション「SHELL」のアイテムを販売するコーナーが設けられた。

 「I.T HYSAN」での取り扱いは、2010年に「ANREALAGE」が再びランウェイショーに復帰したシーズンのコレクションから開始されている。4月に行われたエキシビジョンでは、「wideshortslimlong」に加えて「○△□」の展示と、ポップアップショップがオープン。エキシビジョンの魅力も加わり、ポップアップショップの売上は50%の増加があったという。その反響についてデザイナー森永邦彦は、「現地では取材が多く、かなりの媒体数に掲載されたことで、まだアンリアレイジを知らない香港現地の方々にブランド認知が高まりました。同時に世界観を伝えることで、服を売ることがアジアでも通用する、ということを感じました」と話す。

 北京のエキシビジョンも香港同様、初日には多くの人が訪れ、来店者はエントランスに飾られた縦長、横長のトルソーに驚いている様子だったという。アジア進出について森永は「ブランド当初はヨーロッパへの眼差しという単眼しかもっていませんでしたが、香港、そして北京の展示を経て、ヨーロッパとアジアの両方に眼を向け、市場を開拓していく重要性を感じました。今、アジアはとてもファッションに熱があります。その熱に、自分たちの服がぶつかることで、いい化学反応が生まれることを期待しています」と思いを語っている。