バナル中川瞬が編集長就任「TUNE」がリニューアル創刊

TUNE No.116号
TUNE No.116号
画像: Fashionsnap.com

 雑誌「TUNE(チューン)」のリニューアル第一号が16日発売された。今号から「banal chic bizarre(バナル シック ビザール)」のデザイナー中川瞬が編集長に就任し、スナップのみにとらわれない「トーキョースタイルを捉えるファッションの教科書」をコンセプトに採用。発売されたNo.116号は東京の今を象徴する15名の被写体の5スタイルスナップが中心になっている。

 「TUNE」の新編集長に起用された中川瞬はデザイナー業の傍ら、2009年に雑誌「REAL TOKYO FASHION MAGAZINE : √」を自費出版で発行してきた。編集長就任の経緯を中川は、「青木さん(ストリート編集室代表)から『TUNE』で面白いことができるならやってみないか?と声をかけてもらったのがきっかけ。残念ながらメンズのスナップシーンは盛り上がっていなくて、それを打破するためやらせてもらうことにしました」と語る。リニューアルに際して、「新しい情報を扱う雑誌ではないので、時代の流れを掴み、主観を通して『今』を提案していくことが必要だと感じた」という。

 「No.116号」では「TUNE」に馴染みのある人物をはじめ、アップカミングな若者やこれまで掲載していなかった層まで、中川と副編集長でスナップハンターの藤田佳祐が選出。これまでのストリートでたまたま出会う偶然性を重視した撮影スタイルとは別に、リアル感を出すために被写体がいるスポットに出向くという撮影方法を採用したという。「1号目が完成したという感動よりも、もう次の号に取りかかっているのであまり実感が無い。ただ、青木さんは変化を求められていたこともあり、満足していただけていたようです。自分としてはプレッシャーの方が強いですね」と語る。

 5月16日発売の「No.117号」ではストリートスナップは登場せず、ストリートで人気を集める約40〜45ブランドのルックブックを特集する予定。ストリートスナップは公式サイトで日々更新し半年に1度、ベストスナップを200ページほどに収録した特別号を発行するという。


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