「小悪魔ageha」発行のインフォレストが破産決定、負債は約39億円

 「小悪魔ageha」などを発行していたインフォレストと関係会社のインフォレストマーケティング、インフォレストパブリッシングの破産が決定した。4月15日付けで事業を停止し、11月25日に東京地裁へ自己破産を申請。12月9日に同地裁より破産手続き開始の決定を受けた。帝国データバンクによれば負債総額は約39億円。

 2002年に設立されたインフォレストは、ギャル系ファッション誌「小悪魔ageha」やメンズ誌「サムライマガジン(Samurai magazine)」、藤原ヒロシやNIGO(ニゴー)などクリエイターが買ったものを紹介する「アイボウト(i bought)」、コスプレ専門誌「COSMODE」などを発行していた通信販売業者。2010年には、「小悪魔ageha」の販売部数が30万部を突破するなど様々なカルチャーを牽引してきた一方で、同年から雑誌の廃刊を進めたことや広告収入の減少により資金繰りが悪化。担当弁護士の佐藤隆昭は「スポンサーを募っても収益確保は難しいと判断し、倒産という運びになった」とコメントしており、4月15日付けで事業を停止した。2010年6月に設立された広告・PR会社インフォレストマーケティング、2010年7月に設立された出版会社インフォレストパブリッシングも同様の措置となり、帝国データバンクによれば負債総額はインフォレストが約29億円、インフォレストマーケティングが約5億3800万円、インフォレストパブリッシングが約4億8400万円。

 インフォレストで発行されていた雑誌は様々な出版社に移管が進んでおり、「サムライイーエルオー(Samurai ELO)」は三栄書房が運営。「アイボウト」、カメラ雑誌「女子カメラ」はミツバチワークスが譲受し、主婦の友社からは「小悪魔ageha」の限定復活として「小悪魔agehaメモリアルBOOK」が12月24日に発行される。