赤字が続く雑貨屋ブルドッグ、60店舗中50店舗を閉鎖

 ファッション雑貨の全国チェーンを展開する雑貨屋ブルドッグが、大幅な店舗の撤退を発表した。経営合理化のため、全60店(2月28日時点)のうち50店舗を閉鎖。人員削減策も実施し、経営効率化を図るという。

 ジャスダックに上場しているファッション雑貨のトータル販売を行う同社は、「来て楽しい」「見て楽しい」「買って楽しい」というショップコンセプトのもと、18歳~22歳の女性をコアターゲットとしたファッション雑貨店を全国に展開している。2013年4月にアクサスと資本業務提携を結び、雑貨業界における他社優位性強化を図っていたが、同年9月に4年にわたって粉飾決算をしていたことが発覚。一連の対応にリソースの大部分を割かざるを得ない状況が続き、アクサスとのシナジー効果創出に遅れが生じていた。

 粉飾決算後も、積極的な業態転換、業績改善が見込めない不採算店舗の撤退、マーチャンダイジングの刷新等を行なってきたが、消費者の購買意欲が低調に推移したこともあり売上が減少。2015年8月期の業績は赤字が拡大する見込みで、今回新たな経営合理化を図るため、東海近畿エリアを中心とした10店舗を残し、50店舗の閉鎖を決定したという。また、アクサスと共同持株会社のもとで経営統合する方針を発表している。