3年越しの上陸 米西海岸発セレクト「フレッド・シーガル」国内展開を本格始動

画像: Fashionsnap.com

 アメリカ西海岸生まれのライフスタイル複合セレクトショップ「フレッド・シーガル(Fred Segal)」の国内1号店が4月15日、公開された。17日のオープンを前にフレッド・シーガル最高経営責任者のポール・ブラム氏が来日し、1号店の2倍の面積の国内2号店を横浜に出店する計画を発表。日本進出発表から3年の構想を経て、「海外の店舗のチェーン店であってはならない」という考えのもとファッションと食を融合したオリジナルの空間を引き下げ、いよいよ日本で本格展開をスタートさせる。

 アメリカ国外では海外初出店となるフレッド・シーガル 代官山店は、新商業施設「ログロード代官山(LOG ROAD DAIKANYAMA)」内の核テナントで、5棟で構成される同施設の3棟に出店。「ザ マート アット フレッド シーガル(THE MART AT FRED SEGAL)」、「フレッド シーガル ウーマン(Fred Segal WOMAN)」、「フレッド シーガル マン(Fred Segal MAN)」で構成され、総面積は約991.7㎡で展開される。

 ポール氏は出店場所の代官山という立地について「とても美しい環境で、自然を取り込むことができる。また我々にとって住宅街というのもキーワードの1つで、ローカルの人達が気軽に立ち寄れる場所に出店することが重要だった」と話す。海外進出のパートナーMFSJは昨年マークスタイラーから独立分社化された新会社で、「フレッドシーガル」の国内進出が発表された2012年からほぼスタッフは変わらずチームとして着実に出店に向けて準備してきたと振り返る。要となるセレクトについては、MFSJの「ヴァルビート・ エイティーワン(valveat 81)」などを経験したスタッフらとともに、ポール氏の「日本人のためのローカルストアにならなくてはならない」という考えを実現するため、過去のノウハウを活かしながら日本の店舗に合わせたブランドラインナップを実現。西海岸発のブランドをはじめ、「マルニ(MARNI)」「ランバン(LANVIN)」「マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)」などのラグジュアリーブランド、ヴィンテージまでをカバーしている。

 国内では先がけて進出した「ロンハーマン(Ron Herman)」が好調だが、「フレッドシーガル」の強味は西海岸だけのラインナップではなく、現在本社を置くNYの雰囲気を落としこんだシティのシーンを融合させた他にはない店舗作りだという。ポール氏は「ロン・ハーマン自身やブランドに対してリスペクトしている。そして何より、日本でのブランドの広げ方がとても上手だ」と話しながらも、今後の展開については「もちろん拡大はしていきたいが、ゆっくりと時間をかけたい。ブランドのコンセプトを大事にすることが重要で、どこでもいいわけではないため着実に進めて行きたい」と慎重な姿勢を見せている。

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■Fred Segal代官山店
オープン日:2015年4月17日
所在地:東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山
2号棟 THE MART AT FRED SEGAL
3号棟 Fred Segal WOMAN
4号棟 Fred Segal MAN