YouTubeやインスタ超える?LINE元社長「C CHANNEL」はコンテンツ勝負

(左から)代表取締役 森川亮氏、新クリッパーの三戸なつめ
(左から)代表取締役 森川亮氏、新クリッパーの三戸なつめ
画像: Fashionsnap.com

 LINE元社長の森川亮が立ち上げた動画ファッションマガジン「C CHANNEL」が、新展開を見せる。文化屋雑貨店本店の跡地にオープンした新オフィスで開かれた会見で、三戸なつめら新クリッパーをはじめ、「東京ガールズコレクション」(以下、TGC)と連携した動画チャンネルや専門家チャンネルなどの新サービスを発表。専門分野に特化した動画メディアは多く存在してきたが、若い世代に幅広いコンテンツを提供する「動画メディアのパイオニア」として先陣を切る。

 「C CHANNEL」は、タレントやモデル約100名が"クリッパー"としてファッションやメイク、フード、トラベルなどの情報を紹介。今年3月にLINEの社長を退任した森川亮が手掛ける新メディアとして話題を集めた。4月の公開以来100万PVを突破し、これまでに800を超えるコンテンツが配信されている。

 5月21日から三戸なつめが登場しているほか、海外展開を視野に入れている同社はその中心クリッパーとして「ようかい体操第一」を実演した動画が人気を集めたカナダ出身モデルのテイラー(Taylor)を起用。コンテンツの拡大を狙い新たに導入される「TGC」の専門チャンネルではイベント当日の様子をクリッパーの取材を通じて配信し、「専門家チャンネル」ではネイルやヨガ、美肌レッスンなど学べる動画を提供する。

 メディアで若い世代を活性化させ「日本を元気にする事業」を目指して「C CHANNEL」を立ち上げた森川亮。「(自身にとって)初めての起業でまだ小さい会社ではあるものの、これからも流入数が伸びていくことを期待したい」とこれまでの実績から手応えを感じているという。年内に数千万PVを獲得することを目標に掲げる一方で、「数字にはあまりこだわらず、まずは良いサービスを提供することに集中したい」と独自のスタンスを明かす。世界規模で利用されているYouTubeやインスタグラムについては「その瞬間を楽しむ動画が多く配信されている印象。『C CHANNEL』はコンテンツのクオリティに徹底しているので、データベースとして溜まってきた時にYouTubeやインスタグラムにはない新しい価値が生まれるのでは」と自信を見せる。今後は縦型を活かしたデジタルサイネージの展開や、ターゲット層では若い世代の女性だけではなく男性も取り込んでいきたいといい、「良いコンテンツを一緒にメディアを育てるような感覚で展開していきたい」とコメントしている。