新生「グッチ」"らしさ"から脱却 6月にはNYでショー開催

GUCCIの2015年秋冬コレクション
GUCCIの2015年秋冬コレクション
画像: Fashionsnap.com

 「グッチ(GUCCI)」が新クリエイティブ・ディレクターアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)によるデビューコレクションを、国内で初披露した。これまでの「グッチ」らしさから脱却し、ファッション性を意識したコンテンポラリーなブランドに転換する方針で、6月には2016年プレコレクションのランウェイショーをNYで開催する予定だ。

 新ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレは、「グッチ」を再建したトム・フォードによって2002年に才能を見出され同社に入社。前任のクリエイティブ・ディレクターフリーダ・ジャンニーニのもとではアソシエイト・クリエイティブ・ディレクターとして活躍しており、官能的で華美な「グッチ」のイメージを彼らとともに創り上げてきた人物として知られている。

 今回アレッサンドロ・ミケーレ手掛ける新生「グッチ」の2015-16年秋冬ウィメンズでは、これまでの「グッチ」らしい華美な装飾やスタイルから離れ、ジェンダレスなスタイルを提案。屋根裏部屋から引き出してきたヴィンテージウェアといったインスピレーションから、アンティークのようなレースやフラワープリント、しわのように折りを付けたセットアップなどによりロマンティックな世界観を印象づけた。襟元やジャケットなどの裾の裏に施された鳥や蝶、蜂の刺繍も新生「グッチ」のシンボル。国内で開かれた展示会では、ゴートファーやカンガルーファーを用いたシューズコレクションが特に注目を集めた。

 会場となったジャパン社のプレスルームも展示会のために一新。今後全世界の店舗についても随時新コンセプトにリニューアルすることを明らかにしている。