【動画】パリコレクション開幕 アンリアレイジは日常と非日常が交差する新しいショーに挑戦

ANREALAGE 2016年春夏コレクション
ANREALAGE 2016年春夏コレクション
画像: Fashionsnap.com

 パリで9月29日、2016年春夏の新作を発表するファッションウィークが開幕した。初日にはデザイナー森永邦彦が手がける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、パリで3回目となるランウェイショーを開催。観客はヘッドフォンを着用しスマートフォンの画面越しに見るなど、現実と非現実、日常と非日常が交差するこれまでにないショーとなった。

 「アンリアレイジ」2016年春夏コレクションのテーマは「REFLECT」。ストロボなどの光を反射し、一瞬にして色や柄が現れるという再帰性反射を応用した特殊な素材を全アイテムに使用することで、2つの視点を持つ服を提案した。光源とレンズの距離が最も近いスマートフォンの性質を利用し、観客にランウェイのモデルをフラッシュ撮影させることで、目で見ている服と画面越しの服のデザインの違いを対比させた。また、シャツやスカートといったベーシックな服を上下左右に反転させディテールを繰り返す手法で、見慣れてる日常に変化を与えている。星柄からハイパースペース柄に変化する映画スターウォーズ公式コレクションアイテムや、千人針ステッチ柄が浮かび上がる「ケイスケカンダ(keisuke kanda)」との共作ドレスなどが登場。ヘッドフォンではサカナクションの山口一郎が手がけた臨場感のあるバイノーラル音源が流れ、耳でも現実と非現実の融合を試みた。

 パリ市内で開催中のファッションウィークは、10月7日までの9日間。公式スケジュールでは約100ブランドがランウェイショーを開催し、また各種プレゼンテーションやイベント、複数の合同展示会なども同時期に各所で開催され、世界中からバイヤーやジャーナリストらが訪れる。