カルチャー誌「クイック・ジャパン」が路線変更? SEALDs奥田愛基が表紙に

 太田出版のカルチャー誌「クイック・ジャパン(Quick Japan)」が、2月24日発売のvol.124でリニューアルする。「ニュージェネレーション2016」を特集し、荒木経惟が撮影を手がけた表紙では学生団体シールズ(SEALDs)の奥田愛基氏を起用。2月15日に表紙画像や同号の内容が公開され、これまでももいろクローバーZをメインに取り上げてきた同誌の大幅なリニューアルが物議を醸している。

 「クイック・ジャパン」は1994年8月に創刊されたカルチャー誌。エヴァンゲリオンや矢沢あいといった漫画・アニメをはじめ、小沢健二や椎名林檎などの音楽、お笑い、アイドルまで、サブカル色の強い情報を発信してきた。近年はももいろクローバーZを重点的に取り上げてきたが、編集長を務めていた藤井直樹が12月11日発売のvol.123をもって退任を発表。読者からは「編集長が変わったとしてもクイックジャパンはこの(アイドル)路線を外さないでほしい」という声が挙がっていた。

 リニューアル号のメイン特集では、シールズの奥田愛基のインタビューやドキュメント、同い年の水曜日のカンパネラ コムアイや社会学者の古市憲寿との対談を通じて、新聞やTVのニュースでは伝わらない「23歳の奥田愛基」を紹介する。このほか、おそ松さん特集や、氣志團の綾小路翔らのインタビューを掲載。同号からスタートする新連載では、いがらしみきおや武田砂鉄、最果タヒと小浪次郎が名を連ねる。リニューアルについて、SNSでは「路線が変わってがっかり」と否定的な声が挙がっている一方で、編集長が交代するたびに方向転換してきた同誌の動向に注目が寄せられている。