インバウンド特需は終わり?百貨店の売上高が3ヶ月連続でマイナス

 日本百貨店協会が6月20日、5月の全国百貨店売上高を発表した。総額は約4,629億円で、前年同月比5.1%減と3ヶ月連続でマイナスを記録。訪日外国人の購買客数は16.6%減の約134億円と2ヶ月連続で前年割れとなり、商品別では衣料品や家庭用品などが大きく数字を落とした。

 地区別売上高は、東京をはじめとする10都市は3ヶ月連続、10都市以外の地区では7ヶ月連続で減少し、調査した全18地区で前年を下回った。訪日外国人客の購買対象が消耗品にシフトしたことで単価が下落し、これまで好調だった"インバウンド特需"に陰りが出ている。国内客においても消費マインドの低下を要因に、中間層と富裕層の取り込みに苦戦した。商品別売上高では、衣料品は7.8%減で7ヶ月連続、家具・家電などの家庭用品は9.2%減で5ヶ月連続のマイナス。一方で、化粧品は9.3%増と14ヶ月連続で伸びている。