ファセッタズム落合宏理が「毎日ファッション大賞 」獲得、新人賞はプラスチックトーキョー

FACETASMデザイナー 落合宏理
FACETASMデザイナー 落合宏理
画像: FASHIONSNAP

 2016年度「毎日ファッション大賞」の受賞者が発表された。大賞は「ファセッタズム(FACETASM)」のデザイナー落合宏理。新人賞・資生堂奨励賞は「プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)」を手掛ける今崎契助、鯨岡阿美子賞はデニムメーカー・カイハラの代表取締役会長、貝原良治が獲得した。

 大賞の落合宏理は1977年東京生まれ。テキスタイル会社ギルドワークで8年間経験を積んだ後、2007年春に「ファセッタズム」を始動し、2012年春夏コレクションで初のランウェイショーを東京で開催した。2013年度「毎日ファッション大賞」の新人賞・資生堂奨励賞を受賞し、2015年にはジョルジオ・アルマーニの支援を受けてミラノで初のショーを開催。今年には「第3回 LVMH Young Fashion Designers Prize(LVMHプライズ)」で日本人初のファイナリストにノミネートされたほか、6月にパリメンズコレクションに初参加するなど国内外から注目されている。新人賞・資生堂奨励賞の今崎契助は文化ファッション大学院大学卒業後、2012年に「プラスチックトーキョー」を立ち上げた。視覚に訴えかけるグラフィックを意識したデザインが特徴で「2015 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」のプロ部門にノミネートされたほか、第10回「DHL デザイナーアワード」を受賞している。

 ファッション界で長く発展に寄与し、功績のあった人やグループに贈られる鯨岡阿美子賞は、広島県織物構造改善工業組合や日本繊維産業連盟、日本ジーンズ協議会などでも役職を務めるカイハラの貝原良治会長が受賞。話題賞は、特注の羽織やオーダーメードスーツなど対局中の服装で注目を集める将棋棋士 第74期名人の佐藤天彦、特別賞は、ビームスの「BEAMS JAPAN」が輝いた。

 毎日新聞社が主催する「毎日ファッション大賞」は、年間を通じてファッション活動で優れた成果を上げた個人や団体を顕彰する賞で、2016年で34回目。第1回の1983年大賞に輝いた「Comme des Garçons(コムデギャルソン)」の川久保玲をはじめ、過年度受賞者には日本が世界に誇るデザイナーらが名を連ねている。前回の2015年の大賞は「サカイ(sacai)」のデザイナー阿部千登勢、新人賞・資生堂奨励賞には「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」を手がける森川マサノリが受賞。2016年度開催の授賞式は、11月2日に開催が予定されている。