新スタイリスト参加でビューティフルピープルに変化 「WAFUKU」テーマに花魁ルックも

画像: FASHIONSNAP

 熊切秀典が手がける「ビューティフルピープル(beautiful people)」が、パリで初のプレゼンテーションを行なった。テーマは「WAFUKU(japanese clothes, vêtements japonais)」。新たに海外モード紙で活躍するカミーユ・ビドー・ワディントン(Camille Bidault-Waddington)をスタイリストに迎え、「和でもなく洋でもないスタイルを目指した」という。

 会場は、オペラの駅から近いパリのカルチャーセンターElephant Panameで開催。下駄風の厚底サンダルや帯のようなベルト、着物スリーブを美しく見せるハンガーなど今回のテーマを象徴するアイテムがギャラリーのように展示された空間で、11時から14時までの開催時間中に数回にわたるプレゼンテーションを実施した。

 2017年秋冬コレクションは着物に着想した直線的なラインを際立たせながらも、蛍光色などを取り入れるなどし"モダンな洋服"を目指した。ロングスカートやトレンチコートには着物らしいディテールを採用し、ジャカードやプリントでオリエンタルな雰囲気を表現。これまでの「ビューティフルピープル」のイメージを変える花魁のようなデコラティブなルックなども登場し、来場した日本メディアを驚かせた。 

 「実は予定がなかったが、急遽やはり必要と感じて昨夜準備をした」と熊切が話すのはプレゼンテーションの音楽について。某ドキュメンタリーテレビ番組のBGMをループさせて採用したといい、ウィットに富んだ熊切らしいアイデアがパリデビューの現場にも取り入れられていた。