マドモアゼル・ユリア手がける「グローイングペインズ」が初のショーを駐車場で開催

「グローイングペインズ」のショーのバックステージ
「グローイングペインズ」のショーのバックステージ
画像: FASHIONSNAP

 デザイナーのユリアが手掛ける「グローイングペインズ(GROWING PAINS)」が、初となるショーを渋谷・道玄坂沿いの立体駐車場で行った。冠スポンサーのアマゾンジャパン合同会社(以下、アマゾン)がBtoCの強化施策として取り組む新プログラム「AT TOKYO」対象の3ブランドの先陣を切ってショーを開催した。

 アマゾンでは今回の東京ファッション・ウィークで、「グローイングペインズ」「ハウス_コミューン(House_Commune)」「ベドウィン&ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」の東京発3ブランドにフィーチャー。3月10日からはサイト内に「AT TOKYO Store」を開設し、現在購入できる春夏のコレクションアイテムを販売するほか、デザイナーのインタビュー動画やデザイナーがセレクトした書籍や映画などアマゾン内で展開する商品をそれぞれのストーリーと交えてキュレーション形式で紹介している。アマゾンジャパンのジェームズ・ピータース=バイスプレジデントファッション事業部門部門長は「我々の顧客はすべてのアマゾンユーザー。なのですべてのターゲット層を網羅するような3つの個性の異なったブランドをピックアップした」と選考の経緯を説明。先シーズンはスポンサードの初回だったため「変える」ことがファッションウィークのテーマだったが、今シーズンは「東京のデザインコミュニティーをさらに支援することを目標に掲げている。デザイナーにとっても顧客とより近いプラットフォームで自分たちのブランドをアピールできるという点はエキサイティングなことだと思う」とプロジェクトを通じたファッションウィークの方向性を示した。

 「グローイングペインズ」の初となるショーは、デザイナーのユリアが会場としてこだわったという「駐車場」をロケーションに開催。「今までは"女の子"という感じだったが、今回は少し"大人"をイメージした」というコレクションは「戦場のナース」をテーマに構成された。自身でリサーチしたり、ミリタリーウエアに詳しい妹からヒアリングをしてインスピレーションを膨らませたといい、軍隊などで装着される肩から斜めがけのサムブラウンベルトなどデザイナー自身が身に付けたいと思ったミリタリーウエアを日常のアイテムに落とし込み、MA-1や太もも部までジップで開口されたパンツなどパンキッシュでエッジの効いたピースをスタイリング。「今回のショーは自分が訪れた場所で知り合った友達など『ファミリー』で作り上げたもの。初めてのショーだったので自分でも感動した」という。モデルには世界で活躍するユミ・ランバートを起用し、会場には東京のカルチャーシーンを率いる華やかなゲストが集まった。