豪出身デザイナーが日本の職人と作る「ボーガン」デビュー

ルック
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画像: BEAUGAN

 オーストラリア出身デザイナー クリストファー・ハンシー(Christopher Hancy)が手掛ける新ブランド「ボーガン(BEAUGAN)」が、2017-18年秋冬コレクションでデビューした。コンセプトは「土から生まれた」。奄美大島の伝統技法である泥染めなど、日本の職人技や文化、伝統に、オーストラリア流のナチュラルな生き方やフューチャリスティックなアプローチを加えたコレクションを展開する。

 ブランド名の「BEAUGAN」は、「Beautiful(=美しい)」とオーストラリアのスラングである「Bogan(=武骨な人間)」を組み合わせた造語。デザイナーのハンシーは、オーストラリアのWestern Australia大学で法律を専攻後、国立美術大学で実践的な表現技法を学び、ファッションを志すことを決意。アントワープ王立芸術アカデミーでデザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)のもとでファッションを学んだ後、来日しエスモードでパターンとテーラリングの技術を習得した。

 「オーストラリアは約200年しか歴史がないが、その代わり未来を見据えている。将来はトレンドに関係なくオーセンティックなものや長く着られるものに価値が出てくる」(ハンシー)という考えで、モダンなパターンカッティングとクラシカルなテーラリングをバランスよく組み合わせた服作りで「新しいヘリテージブランド」を目指す。また、オーストラリアの「平等主義」の意識から、フォーマル・カジュアルを問わず着用できるように仕立て、「着る人のキャラクターが引き立つ服」を製作する。今シーズンは柔道やブラジリアン柔術などから着想。泥染めや藍泥染めした刺子生地を使用し、ワークウエアに多用されるトリプルステッチや折り伏せ縫いを施した強度の高いコートやジャケット、パンツをはじめとする約15型を展開する。価格はTシャツが2万5,000円、シャツが3万円後半、パンツが6万円後半、ジャケットが8万円代〜、ロングコートが12万円代など。