「ゴアテックス」がライフスタイル市場に事業拡大、ミラノで新戦略発表

新戦略を発表した会場
新戦略を発表した会場
画像: GORE-TEX®

 「ゴアテックス(GORE-TEX®)」などを開発するW. L. Gore & Associates, Inc.(以下、ゴア)が、毎年4月にミラノで開催されているミラノ・デザイン・ウィーク「フォーリサローネ2017」で、ライフスタイル市場への拡大に向けた新戦略を発表した。これからはアパレルやシューズのコレクション開発において、デザイン性と機能性の融合を追求する「ノース プロジェクツ(Norse Projects)」「イージー(Yeezy)」「ロエベ(LOEWE)」「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」などに同社が持ち合わせるテクノロジーを提供していく。

 これまで、快適性と防護性を兼ね備えた素材「ゴアテックス」はアウトドアシーンやスポーツ用品などで多く使われてきた。しかし近年はライフスタイルブランドにも高機能素材を用いた製品開発のニーズが高まってきていることから、需要の多様性が高まる新しい市場動向を反映させた新戦略を打ち出した。

 発表の場となったフォーリサローネのラウンドテーブルイベントには同社ファブリクス部門キーアカウント・マネージャーのニールス・ジュール(Nils Juhl)が参加。新戦略について「世界各地のライフスタイルブランドと長年、パートナーシップを築きコラボレーションを展開してきた。今後は『Reworking, Design and Innovation』をコンセプトに、国際的なライフスタイルブランドにユニークな革新的なアプローチを進めていく」とジュールはコメントしている。