「成長事業を止めてでも不採算に対応する」三越伊勢丹HD新体制はコストコントロールを強化

2017年05月10日 19:40 JST

 三越伊勢丹ホールディングスが5月10日、2017年3月期の連結決算説明会で中期計画の振り返りと今後の方向性を明らかにした。2008年の統合後、利益は2013年のピークから減少を続けており、杉江俊彦代表取締役社長執行役員は「売り上げが上がらない中で経費ハンドリングが十分にできず経費比率が上がってしまったことが1番の原因。最も目についてるのは人件費で、同業他社と比べても比率が高く対処すべき課題」としている。「17、18年の2年間はもう一度足元をしっかり固めるため構造改革を進め、企業として1度シュリンクしていきたい。その上で19年以降の成長に繋げていきたい」という考えで、基幹店の構造改革や人件費等のコスト削減、新規成長事業の選択と集中を進める。

■トップ交代
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■新しい取り組み
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