デザインとアートの祭典「デザイナート」が今秋開催、東京の街全体が会場に

(左から)MIRU DESIGN青木昭夫、artless川上シュン、NON-GRID小池博史、EXS永田宙郷、クライン ダイサム アーキテクツのアストリッド・クライン、マーク・ダイサム
(左から)MIRU DESIGN青木昭夫、artless川上シュン、NON-GRID小池博史、EXS永田宙郷、クライン ダイサム アーキテクツのアストリッド・クライン、マーク・ダイサム
画像: FASHIONSNAP

 「Emotional Life 〜感動のある暮らし〜」をコンセプトに掲げた新たなデザイン&アートフェスティバル「デザイナート 2017(DESIGNART 2017)」が、今秋開催される。発起人はMIRU DESIGNの青木昭夫をはじめ、artlessの川上シュン、NON-GRIDの小池博史、EXSの永田宙郷、建築家ユニット クライン ダイサム アーキテクツ(Klein Dytham architecture)のアストリッド・クラインとマーク・ダイサムの5組。都内50カ所以上を会場に、デザインとアートを横断しながら感動を届けるイベントを目指す。

 「デザイナート」はデザインとアートを掛け合わせた造語で、良質なものづくりから生まれる「感動のある暮らし」を提案。若手支援、東京特有のミックスカルチャーを通じた国際交流、クリエーティブ産業の活性化という3つのビジョンを掲げ、デザインからアート、ファッション、インテリアまで幅広いコンテンツを用意する。会期は10月16日から22日までの7日間を予定し、東京ファッション・ウィークと連動した企画も計画しているという。青山や神宮前、渋谷、代官山、六本木を中心にさまざまなショップやギャラリー、カフェ・レストラン、商業施設などに展開し、目標来場者数は5万人を掲げる。

 青木昭夫は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会で街全体の機運が高まっている一方で「今はものづくりに対して助成金が出ている方だが、2020年以降は半数の伝統系のものづくり産業は続けられないのでは」と大会後のものづくり産業の衰退を危惧。直近2〜3年のうちにものづくりから生まれる感動を"所有する喜び"を知ってもらい、経済が落ち込んでも耐えうるマーケットの基盤づくりを行うことが重要だと捉え、イベントではすべての作品に価格を設定する。活性化のためインテリアローンやリースなどのファイナンシャルプランも検討中だといい、買いやすい仕組みを構築したい考えだ。

 東京ではこれまで「ハプニング(Happening)」「デザインタイドトーキョー(DESIGNTIDE TOKYO)」といったデザイン&アート関連イベントが開催されてきたが、いずれも終了。1986年にスタートした「デザイナーズ サタデー(Designers Saturday)」から名称を変更した「東京デザインウィーク(TOKYO DESIGN WEEK)」(※今年は開催中止の予定)は長年にわたり継続されてきたが会期が長く、焦点がわかりづらいことが課題だった。「デザイナート」では会期を7日間にすることでコンパクトに情報を発信し、30年間継続するフェスティバルにするという。

■デザイナート 2017
会期:2017年10月16日(月)〜22日(日)7日間
エリア:青山、神宮前、渋谷、代官山、六本木
来場者数(見込み):5万人

DESIGNART:公式サイト