「BRUTUS 4/1号」は大人のプレッピーガイド
2012年03月19日 15:15 JST春夏ファッションを特集した雑誌を一通り読み一番面白かったのがBRUTUS。 今号では「New Prep Standard」と一冊丸ごとプレッピー特集を組んでおります。 表紙はマイケルバスティアン。NYでプレッピーをテーマに服を作り続けるデザイナーです。
一般的には、アメリカのエリートたちの服装がアメトラであり、 そのアメトラには「アイビー=正統派」と「プレッピー=着崩し」という 2つのアプローチがあります。アイビーにも着崩しはありますけど、 あれは無頓着を装っている(正統という類の要素は忘れない)だけで、 プレッピーとはスタンスが違います。その違いをどう解釈するか。 それをヴィジュアルや言葉で識者たちが表現しているのが今号です。
特集では「それぞれが考える、マイプレッピー」とデザイナー、スタイリスト、 評論家といった業界の識者たちがプレッピーの解釈を述べているページがあり、 読んでみると、これが本当にその解釈が人それぞれで面白かったですね。
「そこで忘れてはいけないのは″照れ″と″茶目っ気″なのかな?」
「プレッピーといえば、一つは″色使い″」
「プレッピーには伝統主義とリバタリアニズム(自由信奉主義)が共存している」
「いつも若く、清々しく、爽やかな青春の匂いを持ち、着崩しても だらしなさはなく、どこか伝統に裏打ちされた憧れを感じさせるもの」
「今のプレッピーはサイズがすっきりしており、モダンアイビーという感じです」
かなり端折って抜粋しているので興味のある方は本誌をお読みください。
他にも「プレッピーの着こなしのアイデアや発想」に服作りのルーツがあると プレッピー観、私物、着こなしを披露するエンジニアードガーメンツのデザイナー 鈴木大器氏のページ、ファッションスナップ界ですっかりおなじみになった ニック・ウースター氏が魅せるプレッピー的着こなしのページ、 UAの栗野氏が選ぶ2012年のプレッピーのアイコン12名のページなどいろんな視点の提示がありました。
プレッピーのトレンドはもう何年も続いておりますが(少なくとも5年前からやっている)、 だんだんパンツの丈が短くなってきており、今年のショートパンツはついにひざ上にまで到達。 各ファッション誌でショートパンツを推しており、BRUTUSではショートパンツを オールシーズン穿きこなす心意気こそプレッピーだと説明しておりますが、 どれだけの大人がショートパンツに挑戦するのか。この春夏はそれに注目ですね。

