パリ左岸13区 ファッションとデザインの発信地 Les Docks(レ・ドックス)の進化
2012年06月23日 08:30 JSTパリ左岸13区に位置するLes Docks,Cité de la Mode et du Designは、2008年に竣工してから、ファッションとデザインの発信地を提唱してきた。Jakob+MacFarlaneの設計としてメディアには数々の記事になったものの、経営には苦難している様子だ。当初から、フランスモード学院が、キーテナントであるものの、周辺に商業が少ないせいもあり、なかなか、大衆の関心を魅了できないままでいた。

4月13日より、新たなテナントが商業ベースとして参加する。家具販売メーカーSilveraがアウトドア家具に特化した店舗230㎡を設ける。フランスの新鋭デザイナーやエディターの商品を販売するM1と、M3では、イノベーション、新素材や機能性、デザイナーなどテーマにあわせた商品展開をする。
ファッションでは、メンズをメインに扱うPigalle Parisが、コンセプトストア・ミュージアムをイメージしたパリ市内で2店舗目をオープンする。2010年に誕生したYiqing Yinは伝統とモダンを融合させたハイエンドユーザー向けのプレタポルテを扱う。半年間という期間限定のBleu de Panameは、作業着を現代風にアレンジした着心地良さそうな衣服を販売する。また、次回のファッションウィークでは、前衛かつ新現代スタイルで注目を集めるCapsuleの展示会も開催される。
そして、昔懐かしい味で一息させてくれるCafé Praliné、近々、モダンビストロとラウンジバーMoon Roof、テラスレストランLe Baronもオープンを予定している。
さらに、2013年春まで改装工事中のガリエラ美術館が、Comme des GarçonsのWhite Drama展と Balenciaga展を美術館外で開催中である。
ファッションとデザインに味覚も加わり、どんな場所に成長していくのだろうか。



