パリ在住ジャーナリスト

日焼けしないLED

2012年08月19日 08:30 JST
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昨今、瞬く間にデザイン界に進出してきたLED(発光ダイオード)により、照明器具の可能性は広がっている。

天井から吊る、壁面に掛ける、卓上に置くという従来の形式は変わらない商品も多いが、省エネ対策への関心が高まる中、安価で長寿命であるので、大変に重宝がられている。


建築空間の装飾の一部として、インテリアデザインとして考慮されると、かなりすっきりとした演出になる。店舗やホテル、美術館や公共施設には最適である。紫外線や赤外線を含まない光を得られるので、芸術作品を照明するには、状態を破損する恐れがない。

つまり、従来のフィラメントを使用した電球では、紫外線や赤外線を含んでいるということなのか?


話はそれるが、昔、冬休み明けに友人に再会すると、「日に焼けたようだね。どこに行っていたの?」と質問され、「何で?」と聞くと、「おでこがいい色をしているから」と言う。

どんよりとした天気の下で、そんなことはあり得ない。

唯一、思い当たることは、細かい模型の部品をフィラメント照明の下で、延々と作業していたことだ。それで、おでこがいい色になったのかもしれない。友人は、「それはありえるね」と断言した。

もし、友人の意見が正しかったのであれば、電球と生活していると、冬季のほうが、顔色がよく見えるのかもしれない。


だから、現代の子供たち(に限ったことではないが)は、ゲームと携帯電話をどんなに駆使しても色白なのだろうか。


たわいもないことを思い出させてくれた、LEDのインスタレーションである。


画像
Line Light Fall

by Naohiko Mitsui × Lumiotec

Photo by kaoru Urata