ルイ・ヴィトンのショートムービーから見たマーケティングの本質
2012年09月16日 17:30 JSTOur Sponsor
普通、集客のための宣伝となると、「イベント」、「商品」、「セール」、「ノベルティ」などを目玉として、告知をすることが多いです。来店してもらうために、きっかけを作るわけです。そのきっかけですが、たいていの場合近道を選んでしまいがちです。例えば「セール」は安く商品が手に入ることが明確なので、購買率が上がったり、客数が増えたりとすぐに効果が表れます。このような施策は、もちろんまだまだ使えて効果がある手法ですが、どこの企業も行う当たり前のやり方であることは事実です。
そして、このような施策での勝負になった時、コストの掛け合い合戦となる傾向があります。そういった時、またはそうならないために、行うべきことが、顧客とのコミュニケーションであると思います。つまり、顧客を魅了する必要があるわけです。
ルイ・ヴィトンは、世界中のストアから周囲を見渡した時の景色や街並みの素晴らしさを伝えるショートムービーを発表しました。来店の「きっかけ」をセールやイベントではなく、そのお店から見える景色の美しさにおいています。お店から見渡す景色がすばらしいので、ぜひ来店して欲しいということです。なんとメルヘンで、余裕のある宣伝なのでしょうか。
お金で繋がる関係よりも、心で繋がる関係の方が末長い付き合いとなることは明白です。それが、コミュニケーションであり、すなわちマーケティングの本質であるように思います。

