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【レポート】チュチュアンナ、2016年秋冬は"70年代レトロ"をテーマに装飾的なデザインを採用

【レポート】チュチュアンナ、2016年秋冬は

チュチュアンナの2016年秋冬シーズンは、"70年代レトロ"をテーマに大ぶりなもの、デコラティブなデザインを採り入れている。ファー使いや大きめのリボンなどを靴下のデザインのアクセントにした。また、ランニングなどスポーツシーンを想定した「チュチュアンナ スポーツ」の新ラインも企画した。インナーでは、「運命のブラ」のリピーターが着実に増えてきた。

2016年度は増収増益の見通し

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2016年度(2016年7月期)は増収増益の見通しだ。今春はスニーカーソックスなどが好調だったが、昨秋冬シーズンが苦戦したこともあり、伸び幅が縮小した。クルーソックスはモチーフ付きのアイテムが好調だったが、全体的に厳しかった。また、7月8日にオープンした香港・モンコックの1号店は開店後12日間で対計画比400%と好調なスタート切った。

社内に商品企画の方向性を打ち出す「ディレクション室」を新設し、今秋(8月の店頭投入分)からの商材に反映させている。従来はマーチャンダイジングがアイテムにより縦割り組織だったものを、横串を通してデザインなどの統一性を出すのが目的だ。

2016年秋冬シーズンの靴下では、ファー使い、大きめのリボンなど、個性的で目立つデザインを採り入れた。"70年代レトロ"の傾向やモチーフを参考にした。90年代を意識した"ラメ"テイスト、薄手のベーシックアイテムなども企画の特徴の1つだ。

靴下で新ラインを投入

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また、パステル調が特徴の新ライン「YUMEKAWAII」(ユメカワイイ)も企画・提案している。また、昨今トレンドになっているスポーツを意識したライン「チュチュアンナ スポーツ」も新たに企画。「RUN」「WALK」の2つのモデルを提案した。トレンド変化を考慮し、新ラインを投入する。

インナーでは、各年代に合った商品に引き続き力を入れる。「運命のブラ」は累計60万枚を販売。着実にリピーターが増えてきている。上質感を意識した「プレミアムライン」は昨年11月のデビュー後、好調に推移した。上下で5,500円前後と同社ではハイエンドの商材に当たる。今年1月から展開し始めた「美しいブラ」は20代後半のキャリア層がターゲット。ヤング層を狙った「運命のブラ」の次に位置するラインだ。

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当面は大きなトレンド変化はないと分析する。"原宿ファッション"が復活していて、いわゆる"カワイイ"系とでも言うべきテイストが注目されている。新ライン「YUMEKAWAII」の投入も、そうした流れを意識した商材の1つだ。

(樋口尚平)