ファッションマガジン

この週末を演出してくれる10曲

この週末を演出してくれる10曲の画像

聴いても聴いても聴き足らない新曲10曲を一挙紹介

Nice As Fuck「Guns」
聴く者を元気付けてくれる超絶ナイスなバンド、ナイス・アズ・ファック。ジェニー・ルイス(Jenny Lewis)率いるこのバンドを、あのファーザー・ジョン・ミスティまでもが「過去25年で最高のオール女性バンド」と評している(誰もレディオヘッドを「オール迫害者バンド」などと呼ばないんだから、そろそろ「オール女性」なんてくくり方はやめたら? とも思うが)。最後に流れるバンドのテーマソングまでちゃんと観て!

Forth Wanderers「Slop」
「気持ち悪いってわかってる。そう言われてきたから」と、フォース・ワンダラーズは歌う。その嘆きに、私たちは共感する。私たちもそうだから。「まともにものを考えられない/眠れもしない/好きすぎる(Can't think straight/ stay awake/ love too much)」と歌うエイヴァ(Ava)は18歳になったばかり。きっと彼女の言葉はどれもが心からの言葉なのだろう。ロード(Lorde)も認めたこのニュージャージー出身のバンドは、レーベルMarathon Artistsと契約を結び、EP『Slop』を発表。表題曲となるこの「Slop」は、高校を舞台にした映画のサウンドトラックにぴったりの世界観だ。

Belle and Sebastian「Olympic Village, 6 AM」
ベル・アンド・セバスチャンは古いスポーツ映像を再現したようなビデオでリオ・オリンピックへのオマージュを図っている。「私たちはオリンピックが大好き。オリンピックが掲げる理想、"4年に1度、スポーツの日として世界中からアスリートが一堂に会する"というそのコンセプトを素晴らしいと思う」とベル・アンド・セバスチャンの面々は語っている。「参加してみたいけど、それは無理ってもの」と嘆いているようだが......2020年まではまだ時間がある。頑張ってみては?

Phlake「Moldavia」
数ヶ月前にデビューLP『Slush Hours』をリリースしたばかりのデュオ、フレイク。現在は自国デンマークで、シングル「Moldavia」が大きな話題となっている。セクシーさを抑えたザ・ウィークエンドとでもいうべきそのサウンドは、聴く者を圧倒する。

Babeheaven「Moving On」
そのトリップホップの音もアートワークも「素晴らしい」の一言に尽きる、ウェストロンドン出身のベイブヘブン。とっつきやすい世界観を築き上げながらも確実に聴く者を陶酔させる。ナンシー......あなたの声で、これからの1週間、ずっとハイでいられる......。

Young Karin「True Believer」
私たちi-Dは、自信と確信を持って言う----アイスランドのミュージックシーンは素晴らしい。昨夏の『Bones』リリース以来、私たちがずっと注目し続けているヤング・カリンだが、新作のEP『III』をドロップしたと知って私たちは興奮がおさまらない。粒ぞろいのEPだが、なかでもSturla AtlasのLogi Pedroが作曲・プロデュースを手掛けたこのトラックが私たちのお気に入り。

The Wytches「C-side」
ブライトン出身のノイズ詩人グループ、ザ・ウィッチーズ。9月発売のセカンドアルバム『All Your Happy Life』は、ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズのドラマー、ジム・スクラビュノスを迎えてのレコーディング。アルバムからのファーストカットとなるこの「C-side」ももちろんスクラビュノスによる作品。「そんなに素晴らしいのであれば私たちも是非シーサイドへ」と思わされる出来栄えだ。

Massive Attack「The Spoils」
ブリストル出身で、今やトリップホップ界の重鎮となったマッシヴ・アタックが、ホープ・サンドヴァルを迎えて生み出した「The Spoils」。ビデオでは、ジョン・ヒルコート監督が女優のケイト・ブランシェットを起用している。このビデオ、ケイト・ブランシェットが石像へと変身していく様は、マッシヴ・アタックというよりもアート・アタック?

The Lemon Twigs「These Words」

現在、i-Dで大人気のレモン・ツイッグスは、ニューヨーク出身の兄弟、ブライアン・ダダリオ(Brian D'Addario)とマイケル・ダダリオ(Michael D'Addario)からなる2人組バンド。10月14日に発売となるアルバム『The Lemon Twigs Do Hollywood』の「グラム調バロック」といったサウンドを、このビデオは圧倒的に優雅で予測不可能な次元へと高めている。

Credits
Text Francesca Dunn and Matthew Whitehouse
Photography Alasdair McLellan
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.