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今、ファッションビジネスに求められること

「アパレル産業の人は、標準化が出来たら使えばいいという考え方。そんなコンテンツのない産業は世界に負けてしまう」。17日に東京の文化学園で開かれた第4回「全国アパレルものづくりサミット」のパネルディスカッションで出た言葉だ。

 米国で店舗を運営する企業の関係者からは、海外で多くのことを学んだと話す。「よく来てくれた、われわれのことをよく理解してくれている、と相手が思ってくれないと協力してもらえない」と成功の理由を明らかにした。

 更に言葉は続く。「いま、ネット販売の比率が25%になった。64カ国へ輸出している」と販売形態が変化しているとみる。「未来は今までのやり方では通用しない。25年間やってきたことを全否定しないと、次の25年間がないという危機感を持っている」

 物作りをしている人たちからは「リーマンショックの時より悪い」といった言葉を繰り返し聞く一年だった。
苦しいときこそ、周りに目を向け、関心を持ち、信頼関係を構築することが、ファッションビジネスには求められている。(一) (2016/12/28)