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新たなヒップホップ・バイブルが登場

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全米の大手3メディア、New York Times, Washington Post, Pitchfork Book Club でもベストセラーを記録したラップ・イヤー・ブックが日本でも発売される。

1970年代のニューヨークのサウス・ブロンクス、ブラックコミュニティのカウンターカルチャーとして誕生した生まれたヒップホップ。半ばゲットーに隔離されたアフリカン・アメリカンのフラストレーションは、商業的な成功を経て、その存在感は年々増している。1979年にThe Sugarhill Gang の「Rapper's Delight」発表とともに、今日にいたるまでヒップホップを構成してきた重要な要素のひとつがラップである。そのラップにフォーカスした『ラップ・イヤー・ブック』は全米で発売され、瞬く間にベストセラーを記録している。日本でも待望されていた本書の翻訳版が、明くる2017年に発売予定だ。

アイスTによる序文にはじまり、各年度で代表楽曲を1曲に絞って解説。MCバトルのスタイルを初めて楽曲として成立させたRUN DMCはもちろん、未来永劫までの影響を残した2パックの「Dear Mama」、21世紀に入ってはドレイクをスーパースターの地位へとブレイクさせた「Best I Ever Had」、ケンドリック・ラマー、ヤング・サグまで、各時代の背景やバトル形式での反論も織り交ぜながら70年代後半から現在までを網羅。詳細なインフォグラムによる歌詞解説のほか、ラップにまつわるトリビア、性器やB級映画などを引用した分かり易い比喩などが満載。ラップは何を歌い、何を変えたのか?ラップ史の金字塔を通じ、約40年にわたって猛烈なスピードで進化し続けてきたラップの変遷を振り返る。

adidasのスーパースターやイージーブーストからラップに興味を持った人、新しくラップを聴いてみたいけれど、どこから聴いたらよいか分からない初心者にも、ラップのヘビーリスナーの再入門書としても最適の1冊だ。

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『ラップ・イヤー・ブック イラスト図解 ヒップホップの歴史を変えたこの年この曲』
2017年1月発売予定
著者:シェイ・セラーノ
イラスト:アルトゥーロ・トレス
訳:小林雅明
序文:アイスT
B5変型/並製/ 240 頁(オールカラー)

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Credits
Text Yuuji Ozeki