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【インタビュー】ONE OK ROCKがアルバムタイトル「Ambitions」に込めた心意気

【インタビュー】ONE OK ROCKがアルバムタイトル「Ambitions」に込めた心意気の画像

2017年1月11日(水)にリリースされる新アルバムに先駆け、メンバーにスペシャルインタビュー

ONE OK ROCK(ワンオクロック)にとって8枚目となる新アルバム『Ambitions』が、2017年1月11日(水)にリリースされる。『Ambitions』は国内盤とインターナショナルバージョンの2つがあり、インターナショナルバージョンには国内盤とは異なった3曲が収録されているという。英語圏を中心に世界をターゲットとしたアーティスト活動だけではなく、自分たちの母国である日本のファンも大切にする彼らの想い。そのエネルギーの塊が、あえて国内盤とインターナショナル・バージョンの制作という二度手間となる作業を進めた原動力となっているのであろう。

インタビューの最中に時折おどけてみせる笑顔。しかし、メンバーの眼差しの奥深くからは明確に「野望、大きな志し」が伝わってくる。ボーカルの Taka(タカ)によると、アルバムのカバーが黄色なのはタイトルの『Ambitions』を意味するひとつ"希望"を表現したからだそうだ。

「これまでは、曲として誰かの背中を推しているという印象だったものを"バンドの ONE OK ROCK"という存在として、誰かの背中を推していきたい。自分たちがひとつひとつ夢を叶えていく姿を見て背中を推されている感覚になってくれれば嬉しいですね。バンドメンバー全員の願いですが、そのためには自分たちが叶えなくてはならない夢、必ず手に入れたい、と思うものは必ず手に入れる、という勢いで、これから先のバンド人生を進んでいきたい。世界中の人にもっともっとONE OK ROCK を知ってもらいたい、そういう気持ちを全部込めて作りました」と、今回のアルバムについて話す Taka。国内盤では、初の女性ボーカリストとのコラボレーションになる Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)や 5 Seconds of Summer(ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー)、インターナショナルバージョンでは All Time Low(オール・タイム・ロウ)の Alex Gaskarth(アレックス・ガスカース)がフィーチャリングされている。「インターナショナルバージョンには、国内盤に含まれていない"Jaded (featuring Alex Gaskarth)" "Hard to Love""American Girls"という3曲が入っています。全曲が英語の歌詞ですが、機会があれば是非とも聴いてほしいですね」。

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新アルバムから先行でリリースされ、映画『ミュージアム』の主題歌にもなった楽曲"Taking Off"。「Taking Offは最初アコースティックから作ったんです。そこから色々な音を重ねていってできたスルメ系の曲なので、聴けば聴くほど味が出るかなと思います。YouTube にイギリスで作ったアコースティックバージョンのミュージックビデオがあがっていますので、是非とも両方を聴き比べてもらえると嬉しいです。日本語バージョンには2016年9月の渚園のライブの映像をハメています。あのライブは僕らが主催でしたが、人の多さに圧倒されたのはもちろん、ONE OK ROCK が好きな人たち、興味を持ってくれている人たちの集い、祭りでした。そしてそのゲストとして僕たちが精一杯に参加させてもらった、という感覚です。ファンのみんながいてくれて、初めて ONE OK ROCK がカッコよく見えているんだな、という感覚がありました。本当に、心の底からファンのみんなに感謝しています」

2016年9月に開催された渚園のライブは素晴らしかった。著名アーティスト(B'z、サザンオールスターズ、TUBE、浜田省吾など)がこれまでにもコンサートを開催した伝説の場所で1日に5万5千人、2日間で11万人の動員数。でも、彼らはこのライブに満足していなかった。「後ろにいた人たちに自分たちの愛とか気持ちが伝わらないんじゃないか? っ て心配になって。後方にいるファンとの距離が遠すぎて、とても気を遣いました。遠すぎて、目が合わないからちゃんと分からないし、本当に楽しんでもらえているのか? って、何度も考えてしまいました」と話す Taka。ONE OK ROCK は、ファンのことをとても大切に思っている。むしろ「ファン」というよりは「仲間」だという意識の方が強いのだろう。

ところで、Tom Lord-Alge(トム・ロード=アルジ)というプロデューサー/レコーディングエンジニアがいる。彼が日本に最初に来たのは、1986年に東京は神宮球場で開催された「JAPAN AID」の時だ。グラミー賞を幾度も受賞している超ベテランの彼が、渚園ではライブ音源の収録からミックスを担当している。彼は一流のミュージシャンとしか仕事をしない、超一流のエンジニア。つまり ONE OK ROCK は、世界を舞台に一流と認知されはじめたバンドである、という証なのだ。

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多忙を極め、音楽漬けの日々を送る彼らだが、彼らに今、ハマっているものを聞いてみた。Taka はグルメでお酒が好き、そしてブラックバス釣りが趣味だそう。しかし、基本的には音楽以外には興味がないと、メンバーから突っ込まれていたのが印象的だった。「ゲームもしないし、漫画も読まない。僕、漫画の読み方が分からないんですよ(笑)」。Ryota はファッションが好きで、特に Instagram で〈KTZ(ケーティーゼット)〉のファッションチェックをすることが多いという。ライブツアーも多いせいか、メンバー同士で行動をとることが多いという ONE OK ROCK。だからこそ、彼らの一体感と情熱が音楽からも伝わってくるのかもしれない。

2017年1月から北米ツアー、2月からは日本国内でのツアーがスタートする。「渚園終わってから休みが多かったので、今は体が早くライブしたいモードです。なので、すごく楽しみです。2017年はライブづくしで、多くの国に行く予定です。久々に大きな規模で回れるし、とにかく楽しみです。この感じを一本一本、ライブにぶつけたいなって思います」と話すベースの Ryota(リョウタ)。ギターの Toru(トオル)は「3カ月続く本数も多いツアーなので、きちんとこのアルバムを全力でライブバージョンとして届けたいなって。それまでにしっかりと準備します」とライブに対しての意気込みを語った。「とにかく、2017年は体調管理が重要(笑)。ライブの年になるし、僕はライブが一番好きなので、100%の力で頑張りたいと思います」と話すのは、ドラムスの Tomoya(トモヤ)。「2017年は、オンとオフをしっかりと充実させたい。今も充実していますが(笑)、来年はもっと全てにおいて楽しみたいですね、このアルバムを聴いて、待っていてくれている人もいっぱいいると思うので、回れるところまで回りたいです」

2017年も邁進し続ける ONE OK ROCK。彼らのこれからを追いかけ続けたい。

ONE OK ROCK is going on 2017 North American Tour with their new album "Ambitions".
The road show will kick on January 15th in New York with total of six gigs. If you know the way around yourself, try to attend one of those shows. It's all about they will lift you up and make you better. Further information : oneokrock.com

『Ambitions』(2017年1月11日発売)
1. Ambitions -Introduction-
2. Bombs away
3. Taking Off
4. We are
5. 20/20(トゥエンティトゥエンティ)
6. Always coming back
7. Bedroom Warfare
8. Lost in Tonight
9. I was King
10. Listen(featuring Avril Lavigne)
11. One Way Ticket
12. Bon Voyage
13. Start Again
14. Take what you want (featuring 5 Seconds of Summer)

【衣装クレジット】
Taka
シャツ¥14,000/Old park、ネックレス¥16,000/The Letters(O 代官山 03-6416-1187)、カットソー¥20,000/古着(JUMPIN'JAP FLASH 03-5724-7170)、パンツ¥24,000/VALLIS by FACTOTUM(FACTOTUM appartement 03-5459-9779)

Ryota
ジャ ケット¥8,000/古着(KONBINI http://konbini-style.com/)、 カットソー¥11,900/LANDLORD(MATT. info@the-matt.com )、スニーカー ¥60,000/AG by EXPERIMENT(ワディー ショールーム 03-6451-0924)

Tomoya
ジャケット¥39,000/LANDLORD(MATT. info@the-matt.com)、 パーカー¥23,000/DIET BUTCHER SLIM SKIN(Venom 03-5728-4765)、パンツ¥40,000/NEON SIGN 03-6447-0709、スニーカー¥12,000/Reebok CLASSIC(リーボック アディダスグループお客様窓口 0570-033-033 窓口受付平日 9:30~18:00)

Toru
コー ト¥118,000/NIUKU(インターナショナルギャラ リー ビームス 03-3470-3948)、スウェット¥24,000/Azuma. (ANTICRAFT design info@azuma.anticraft.com)、 スニーカー¥21,000/NuGgETS(O 代官山 03-6416-1187)

PHOTOGRAPHER CHIKASHI SUZUKI
STYLIST TATSUHIKO MARUMOTO
INTERVIEWER GEORGE TASHIRO
EDITOR KURUMI FUKUTSU/HYPEBEAST AND JUNA CHEN/HYPEBEAST