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ファッションブランドが運営するアートスペースで開催される展示4選

ファッションブランドが運営するアートスペースで開催される展示4選の画像

DiFa読者の皆さんはファッションブランドが運営するアートギャラリーやイベントスペースがあることをご存知でしたか?今回はそんなアートスペースで現在開催中、これから開催される展示をピックアップしてきました。

アートを通じてファッションブランドの新たな取り組みや、姿勢を知ることで、普段のショッピングがより楽しいものになるかもしれません。気になる展示がありましたら是非足を運んでみてください!

#1 「曖昧な関係展」/Hermès

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― Coutesy of Hermès

会場となるのは銀座にあるエルメスジャポン株式会社の本社ビルの8階にあるメゾンフォーラム。昨年の12月から開催されている「曖昧な関係展」は3人のアーティストによるグループ展です。今回観ることが出来るのは、アンヌ・ロール・サクリスト、ベルンハルト・ショービンガー、ナイル・ケティングの作品。表現技法の異なる3人が各々の解釈で「作品」、「空間」、「身体」の抽象的な関係性について考察します。ナイル・ケティングは2012年に多摩美術大学を卒業するなど日本との関わりも強く、映像や音などデジタル媒体を利用した作品を中心に制作しているアーティスト。

2001年に建てられて以来、様々なアーティストの展示が行われてきたメゾンエルメス。ファッション文脈だけではなく、アート的な目線を持ち続ける姿勢にエルメスのこだわりを感じます。建物の1~4階はエルメス銀座店として営業しているのでショッピングのついでにさらっと立ち寄ってみるのもアリかもしれません。

期間:2016/12/21~2017/2/26
場所:銀座メゾンエルメスフォーラム(銀座メゾンエルメス 8F)
開館時間:11:00~20:00※日曜のみ19:00閉館※不定休
URL:http://www.maisonhermes.jp/ginza/le-forum/archives/352957/

#2 「Dan Flavin展」/Louis Vuitton

20170202difa3.jpg―Coutesy of ESPACE LOUIS VUITTON TOKYO

2011年にルイ・ヴィトン表参道ビルの7階に誕生したエスパスは、新たなコンテンポラリーアートの創造を目的として誕生しました。今回は生涯を通じて「光」にフォーカスした作品制作を行ってきたDan Flavin(ダン・フレイヴィン)というアーティストの個展が開催されます。彼はミニマリストとして光という素材に着目し、装飾を排除したシンプルなデザインを追及してきました。今回の展示ではパリにあるルイ・ヴィトン美術館に貯蔵されているコレクションから7点の作品を観ることが出来るそう。

最近「ミニマルファッション」や「ミニマルライフ」といった「ミニマル」をプッシュする特集を多く目にしますが、1960~70年代のアートの考え方が今のファッションや生活に結びついているというのはなんだか不思議な感じ。こちらのエスパスもルイ・ヴィトンと同様店舗に併設されている施設なので、ショッピングの前後に立ち寄ってみたいですね!

期間:2/1~9/3
場所:エスパス ルイ・ヴィトン東京(ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F)
開館時間:12:00~20:00
URL:http://www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/updates

#3 「CLAD IN THE UNIVERSE ‒ 宇宙を纏う展」/DIESEL

20170202difa4.jpg―Coutesy of DIESEL

年に4回のアート展が開催されているDIESEL ART GALLERY。「CLAD IN THE UNIVERSE ‒ 宇宙を纏う展」はペインティング、アニメ、漫画など幅広い分野で活動するアーティスト、KYOTAROによる7年振りの個展。彼女はメルヘンチックな世界にインスピレーションを受け、鉛筆によるドローイングを中心に作品作りを重ねてきました。女性アーティストであるものの、男性的なペンネームで活動しています。「自由な発想で制作をしたい」、「中性的な位置で作品を見て欲しい」という思いが込められているのだそう。

宇宙といえば先日まで森美術館で開催されていた「宇宙と芸術展」が記憶に新しいですね。どんなに科学技術が発達してもまだまだ謎の多い宇宙という存在に対して、KYOTAROはどのようなアプローチを仕掛けたのでしょうか?自分なりの宇宙や未来の世界に思いを馳せたくなりそうな展示かも。

期間:2/24~5/18
場所:DIESEL ART GALLERY
開館時間:11:30~21:00
URL:https://www.diesel.co.jp/art/next-exhibition/

#4 「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影 カール・ラガーフェルド写真展」/CHANEL

20170202difa5.png―Coutesy of CHANEL GINZA

シャネル銀座ビルディングの4Fに位置するシャネル・ネクサスホールでは、音楽やアートに関するイベントが定期的に行われています。これはココ・シャネルの芸術を愛する姿勢を継承したもの。現在開催されているイベントは、シャネルやフェンディのデザイナーとして活躍するカール・ラガーフェルドによる写真展。17世紀後半に建てられたヴェルサイユ宮殿が、カメラマンとしても活躍する彼ならではの視点で切り取られています。

2017 Spring/Summerコレクションで「Intimate Technology」のテーマの下、ロボットモデルを登場させたり、LEDライトが埋め込まれたアイテムを発表するなど、デジタルを利用した取り組みが目立つシャネル。ココ・シャネルしかりカール・ラガーフェルトしかり、クリエイティブを大切にする精神が新たな挑戦を生み出しているのかもしれませんね。

期間:1/18~2/26
場所:CHENEL NEXUS HALL
開館時間:12:00~20:00
URL:http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2017/versailles/

●合わせて読みたい:2017 Spring / Summer コレクションで発表された「Fashion Tech」なアイテム5選

以上、ファッションブランドによって運営されているアートスペースで開催されている展示をまとめてみました。ショッピングはもちろん、こういった展示に足を運ぶことで、好きなブランドの魅力をより深めることが出来そう。

また、今回紹介したアートスペースは全て入場料無料なので気軽にふらっと立ち寄れます。普通の美術館と違って割と遅い時間まで空いているのも嬉しいポイント。会社帰りや学校帰りに立ち寄りたいかも。今後の展示にも目が離せません!

Cover photo by - Tadija Savic / shutterstock.com