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キューバ共和国のファッションとは? -vol.2-

キューバ人から見えるキューバファッション、第2回目は「高齢者から見えるキューバファッション」です。年齢を重ねると落ち着いた雰囲気になりがちなファッション。しかしながら、キューバは全く違います。それぞれが思い思いのファッションを取り入れおしゃれを楽しんでいます。では早速どうぞ!

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ラフなスタイルが定番の中で、左の男性は比較的カッチリとしたスタイルでバス待ち。被り物が好きなキューバ人ですが、ハンチングを被っている方はとても珍しいです。全体的の雰囲気はもちろんですが、顔まわりが抜群にかっこいいですね。白ひげにメガネでハンチング。歳を重ねた男性だからこそ醸し出せる雰囲気です。

真ん中の男性はヘミングウェイが通ったレストラン、ラ・ボデギータ デルメディオ前で撮影しました。デルメディオの壁には来店者がサインを書いたりステッカーを貼ったりしているのですが、そんな壁にも負けないくらい派手なシャツを纏って一際目立っていました。

よく見ると、カジノをモチーフに、トランプやルーレットがデザインされたシャツ。着る人を選びそうなデザインですがサラッと着こなしているのが羨ましいですね。葉巻を燻らせながらデルメディオから流れてくる演奏に合わせて踊り出す、可愛い紳士でした。

打って変わってTシャツスタイルの男性の紹介です。キューバではスポーツブランドの着用率がかなり高く、ナイキやアディダスを始め、かなりのブランドを目にします(ハバナ市内にはアディダスのショップもあります)。

ハバナの旧市街を歩いていると声をかけて着たこちらの男性。リーガエスパニョーラのFCバルセロナのTシャツを着用していますが、私が注目したのが色目です。イエローのアイテムは日本人にはなかなか合わせるのが難しい色目ですが、褐色の良い肌にとてもマッチしていますね。キャップにレッドを、シューズには爽やかなブルーでまとめており、色使いがとてもお洒落です。

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キューバ人では珍しく、モノトーンコーディネートでまとめた左の女性。とても落ち着いた雰囲気で、写真撮影の依頼も快く引き受けてくれました。手持ちの服も柄や色物が少なく、日常的に黒やグレーを着る機会が多いとのこと。雰囲気にマッチしており素敵でした。

真ん中、右の女性は柄物アイテムをチョイス。音楽や踊ることが大好きなキューバ人。老若男女問わず明るめの色、柄を取り入れたスタイルが目に止まります。詳細は次回の「色・柄で見るキューバファッション」で触れますが、代表的なのは中央の女性のように花柄のアイテムを取り入れる方です。また右の女性のようにタイダイ柄のワンピースを合わせた方も多いです。

日本の高齢者ではあまり見られないような色・柄をキューバでは難なく取り入れ、着こなしています。「若い人には負けていられないわ、私たちもお洒落をして踊り、歌うのよ。」と言った声が聞こえてきそうなラテンの血が、服装にも表れています。

さて次回は、「色・柄から見えるキューバファッション」です。お楽しみに!

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