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藤井大丸のEC、スマホ対応で購買率高まる

 藤井大丸は、16年10月にECのシステムを入れ替え、購買率が高まっている。18年3月期からはサイトのブランディングに力を入れ、全国にファンを増やしていく。

 スマートフォン対応を強化してページ移動を速くし、ショッピングカートにスムーズに導けるようにして購買率が0・5%から1・5%に改善した。グーグルのショッピング広告に出稿することで、費用対効果のある集客も実現している。現在のEC会員数は12万人で、首都圏からの購買が多い。リピート率をいかに高めるかが課題で、そのためには、京都ならではの発信やEC独自の品揃えなど、「ここで買う理由となるコンテンツ磨き」(藤井健志取締役)が必要だと考える。

 まずはECサイトを、「ウロコ」から「藤井大丸オンラインショップ」に名称変更し、館のECであることを明確にした。これまでは更新頻度を上げるために、商品の物撮り写真がほとんどだったが、今後はスタイリング提案の動画配信なども予定している。

 EC売り上げは16年2月期が前期比23・2%増の2億8700万円。今期はシステム入れ替え作業に時間を要したために、ほぼ横ばいと見ており、来期は倍増を見込む。