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ニット業界を変える?誰でも簡単にニットデザイナーになれる「Kniterate」登場

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「2025年までにには、3Dプリンターを使って洋服を誰でも低コストで作れるようになるだろう」、とGoogle I/Oで人工知能の権威であるレイ・カーツワイルが予言したのは2014年だった。その2025年を待たずして登場したのが「Kniterate」だ。

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-誰でもニットデザイナーになれると話題のKniterate


Kniterateは、小型のデジタル編機。テンプレートを指定したり、オリジナルデザインに関するデータをとアップロードしたら、コンピュータ制御された針が6本の毛糸を使って、3Dプリンターでプリントするように、服やアクセサリーを"プリント"していく。

着る人の体型に合わせたニットも自動で完成。デザインの知識がなくても、色や柄を指定してオリジナルのニットをデザインできるソフトウェアも開発中だ。大量生産では実現できないニットのビスポークサービスが、Kniterateさえあれば手軽に実現できる。

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-開発中のソフトウェアを使えばデザインも簡単に


注目なのはその価格。日本円にして50万円程度。サイズも125x64x60cmで、重さは130kg。これまで自動編機は工業用のものしかなかったが、このマシンなら、個人経営のデザイン事務所や学校などに導入しやすい。

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-服だけでなく靴まで編める!


これまで特定の工場や職人だけが持っていた技術を、誰でも使えるものにしたこのKniterateを開発したのは、2人のスペイン人。編機の仕組みが3Dプリントと同様であることに気づき、3Dプリンティングを使った、リアルで手がとどくファッションのデジタルファブリケーションを思いついたのだという。

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-複雑な模様もお手の物


Kickstarterで支援資金を募集したところ、開始からたった1時間で目標資金の10万ドルを達成。「衣料業界の流通モデルを変えるできごとだ!」と、注目のコメントが集まる中、現在、ロンドンの若手デザイナーと組んで、次のステージを目指しているという。

Kickstarterでの募集期間は2017年5月8日まで。提供開始は2018年4月予定している。

Kniterate

http://www.kniterate.com/