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従来の印刷技術とどう違う?布地にプリントできるデジタル捺染印刷機とは

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ニューヨーク・ファッション・ウィークにおいてEpsonが第3回目となる「Digital Couture(デジタルクチュール)」を開催。Epsonのデジタル捺染印刷機SureColorシリーズによってデザインを直接布地にプリントした13着の服のコレクションを発表した。

コレクションの服はエクアドル、ドミニカ共和国、ペルー、コスタリカ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、メキシコ、カナダ、米国など世界中のデザイナーによってデザインされ、「デジタル捺染技術」という新しい印刷技術を採用。

このEpsonのデジタル捺染印刷機SureColorシリーズは、従来の印刷技術とどう異なるのか。

短納期、小ロット、低コストで服の生産が可能

従来のアナログ印刷ではまず製版の必要があり、そのために少なくとも数週間の時間やコストを要した。しかし、このEpsonのデジタル捺染印刷機SureColorシリーズは、製版不要。

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Epsonサイト より


デジタルデータのデザインをそのまま布地にプリントできるため、小ロットの生産に対応し、低コストかつ短納期を実現。コットン、リネン、ナイロン、ポリエステール、シルク、ウール素材までのプリントに対応。サンプルを少量だけ生産したいという場合に非常に魅力的。

デザイナーは工場にサンプルの服の生産を依頼する必要なく、デジタル捺染印刷機でサンプルの服を生産。その後すぐに、サンプルの服に対してユーザーからのフィードバックを得て生産するかどうか決定し、大量生産は工場に依頼するような流れに。

トレンドの移り変わりが速いファッション業界にとってデジタル捺染印刷機は重宝される存在となるか。
なお、Epsonのデジタル捺染印刷機SureColorシリーズ(アパレル向け)の値段は、84万8000円~260万円となっている。

Text : Shinya Morimoto