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フラット化からリキッド化へ、高城剛の新刊「2035年の世界」を読んで

隠居系男子

ブロガー

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どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、高城剛さんの新刊「2035年の世界」を読み終えました。

今回も高城剛節炸裂で、良い意味でとても胡散臭い内容ばかりなだったんですが、今回ご紹介したいのはその中でも特にハッとさせられた「リキッド化」という概念についてです。

リキッド化する世界とは?

まずは本書からリキッド化の意味を引用してみましょう。

すでにフラット化は古い概念だと数年前から感じている。これから起こるのはリキッド化だ。床に水をこぼしてしまうことを想像してほしい。おそらく均等に広がるのではなく、一部にかたまりができたり、どこかで流れが2つに分かれたり、流れが変わった結果また別のところにかたまりができるなどして、柔軟に動き続けるはずだ。そして、その形はちょっとしたことで、すぐに変わってしまう。

きっと国の結びつきや人や物、お金の流れも、このように緩やかに変化し続ける。これが、僕がイメージするリキッド化だ。

もう少し具体的にいえば、ある地域が独立したり、地域同士がくっついて連合をつくったり、かといってそれが固定的ではなく、緩やかに離合集散していくだろう。人や物、お金の流れも同じだ。平準化は起きるものの、人が自由に動き続けるので、物やお金もそれに合わせて動いていくことになる。

この「リキッド化」という考え方は、今の自分にとっても大変しっくり来るものでした。

フラット化の恩恵によって、ブログという誰でも始められるフォーマットから情報発信力を徐々に高めてくることができて、今はそのブログをきっかけにして様々な人達とリキッド化の関係を築きつつ、小さな種を植えている段階。

まさに自分自身の行動を振り返ってみて、少し意図は違うかもしれませんが、「フラット化から、リキッド化の流れ」を強く実感しています。

変化することを恐れない。

僕らは不安定になればなるほど、どうしても安定を求めがちです。

やりたい仕事があるわけでもないのに一流企業に就職しようとしてみたり、自分の持ち物を誰かが言う"定番"ばかりで揃えてしまったりと、安定しているように見えるものにすぐに飛びついてしまう...。

参照:20代で"定番"があるってホント? | 隠居系男子

しかし、自分が本当にやりたいと思うことを常に挑戦し続けるためには、もう"不安定"ということは避けることができない時代に入ったのだと思います。

だからこそ、この"不安定"という波をいかに避けるのかではなく、いかにこの波に乗ることができるのかということを考えた方がいい。その力を身につける方法を今僕らは改めて学んでいくべきなのではないでしょうか。

「予定調和を憎め!!」

そんな中、最近の自分自身のテーマというか、よく自分に言い聞かせているのが「予定調和を憎め!!」ということです。

金八先生の名言「ドラッグを憎め!!」によろしく的な勢いで、最近は「予定調和を憎め!!」と頭のなかで繰り返し唱えています。

これは、決して"予定調和"自体が悪いというわけではありません。予定調和を根拠として何の疑いもなく選んでしまっていること、その無自覚状態がとても恐ろしいことだと思うのです。

ただ単に「それっぽいから」という予定調和的な理由で選び取ることが多い中で、改めて「なぜ?」と考えてみるべきだと思います。そうでなければ、既視感のある酷く退屈なものになってしまう...。

たとえその結果、予定調和とまったく同じ選択肢を選ぶことになったとしても、出来上がる物に込められる想いや感性、雰囲気と言うのは全く別のものになるはずです。

最後に

高城さんは本書の中で「リキッド化の未来は明るい」と断言しています。

フラット化がたどりつく先は静的で均質化された世界だが、リキッド化は動的で多極的な世界といえばわかりやすいだろうか。リキッド化した世界はつねに動き続けるため、悪く言えば、不安定だ。

しかし、流れのない水はやがて腐ってしまう。フラット化しただけの世界より変化は続くが、僕は長期的に見れば明るい未来が待っていると思う。なぜなら、固定されることがなく、可能性が広がるから。
各個人個人が、水のように淀みなく流れ続けなければいけない時代に入りました。

でもまだ幸いなことに「リキッド化時代のプロ」はほとんどおらず、みんなが"不安定"という波に乗るのがヘタクソな初心者の段階です。

だからこそ今から何度も何度も転倒し、時に溺れかけながら、この波に乗る練習をしておいたほうがいいと思います。

勘と経験だけがモノを言う分野。どれだけ場数を踏んだのかが勝負の分かれ目です。

数年後にうまく波に乗る同世代が現れ始めれば、それこそプロのスポーツ選手を諦めた10代のあの頃と同じように後悔してしまうはずです。

もう一度あの絶望的な感覚を味わわないためにも、いまこのタイミングからチャレンジしてみるべきなのではないでしょうか。

皆さんの何かしらの参考に繋がれば幸いです。

それでは今日はこのへんで!

ではではー。

鳥井弘文

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