2020年のトレンドメイクは?資生堂が未来予測

ジャパンカラー
ジャパンカラー
画像: 資生堂

 資生堂が、東京オリンピックが開催される2020年のトレンドメイクを予測した。ファッションやメイクのトレンドは社会・景気動向を反映するといわれており、6年後はスポーツ産業が活性化するという背景を踏まえて「ジャパンカラー」と「スポーティーポップ」の2つのメイクを提案。ジャパンカラーは日本古来の化粧に取り入れられていた三原色がキーカラー、スポーティーポップは明るいブルーを使用した目元のダブルラインが特徴的だ。

 2020年は世界中から人々が日本に訪れ、改めて日本独自の伝統や文化に注目が集まる年。また、スポーティーなファッションが多く取り入れられることが予想されており、ジャパンカラーは目の縁の紅を黒いアイラインの縁にもさすことで和の化粧を現代風にアレンジし、日本女性の凛とした美しさを表現。近年、アイラインのメイクアレンジが多様化したことを受けて、スポーティーポップはツヤのある健康的な肌にオレンジ色のリップを加えて、軽やかで颯爽とした美しさを表した。

 今回の未来予測をまとめた資生堂ビューティークリエーション研究センターによると、1990年代後期から現在までは空前の美容ブーム到来期で、日本独自のトレンド形成・進化を遂げた時代だという。90年代後半から流行った茶髪・細眉・小顔メイクを皮切りに、ファッションも流行が裾野に広がり、ギャル層やOLエレガント層、裏原系など分散化。00年代に入るとヘアエクステやまつ毛パーマ 、まつ毛エクステ、黒目強調コンタクト、ジェルネイルといった化粧品だけでは表現できない領域の美容表現にまで市場は拡大した。しかし、東日本大震災の影響で一気に肩の力が抜けた女性たちはナチュラル志向に回帰。本来好むカワイイ表現として、涙袋メークや湯上り風のぼせチークをはじめ、眉や口もとにも色味が戻ってきていることから現在は「色戻りの時代」になっているという。