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不良たちの反骨精神とピュアを伝統工芸で表現したクリスチャン・ダダ<16年春夏>

CHRISTIAN DADA 2016年春夏コレクション 総刺繍のライダースジャケット
CHRISTIAN DADA 2016年春夏コレクション 総刺繍のライダースジャケット
Image by: Masahiro Kubo

 デザイナー森川マサノリの「クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)」は6月27日、パリメンズファッションウィーク期間中に、マレ地区でプレゼンテーションを行った。2016年春夏コレクションのテーマは「AGAINST(アゲインスト)」。(取材・写真・文:ファッションジャーナリスト 久保雅裕

 

 会場にはコンクリート打ちっ放しのガレージにオールドビンテージのバイクが並べられ、モデルが登場してルック毎にフォトシュートが行われた。インスピレーションとなったのは、権力に動じず無垢な女性に惹かれる、1950年代初頭に公開されたスタンリークレイマー制作の映画『The Wild One(乱暴者)』の情緒的な若きマーロン・ブランド。「アメリカのバイカーアウトローたちの無骨さと反骨精神を、当時のシルエットそのままの逆三角形のシルエットやホースレザー、軽やかなレーヨンなどの生地で表現。伝統工芸師による日本の伝統的な横振り刺繍や西陣織、コード刺繍など繊細な技術とテキスタイルを用いて、不良たちの荒々しさとピュアさを一つの服に共存させた」という。アーガイル柄の西陣織や虎柄の総刺繍が、ビンテージライクなアイテムにマッチしたコレクションだ。

(取材・写真・文:ファッションジャーナリスト 久保雅裕

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