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覚えておくべき日本の女性ファッションデザイナー5人

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ブロガー

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意外にデザイナーの名前を知らない?

先日。
某ファッション専門学校の学生達に「sacai」のデザイナーの名前を聞いた結果、全然知らなかった...なんてことが、話題になっていました。
確かに驚きましたが、まあ、ファッション専門学校に行く=デザイナーズブランドが好き、というわけでもないし...。とはいえ、複雑ではあります。

もし「服ヲタ大学」があるとしたら、どうでしょう。

「sacai」のデザイナーの名前が答えられなければ、さすがに何学部であろうが入学はできないんじゃないのか!どうだ!!!
男女両方のウェアを手掛け、パリコレにまで出してるんだぜ...?流石に共通一次試験レベルの問題だよ!答えられない人は、専門学部への門である二次試験には進めませーん!足切りだよ☆

今日は、覚えておきたい日本人デザイナーを5人、挙げてみます。
デザイナーズブランドを手掛ける、女性達です。

「sacai」...阿部千登勢 氏

冒頭で触れた「sacai」のデザイナーは、阿部さんです。
旦那様は「Kolor」のデザイナーさんですよ。

岐阜県生まれ。名古屋ファッション専門学校服飾科卒業後、「ワールド」に入社。
2年後、コムデギャルソンへ転職。「ジュンヤワタナベ コムデギャルソン」立ち上げメンバーに。同社で8年間のキャリアを積み、妊娠を機に退社。
出産後、育児の傍ら、自らのブランド「sacai」を立ち上げる。
現在「sacai」はパリコレクションにて、メンズ・レディースの新作を発表している。

...コムデギャルソンの川久保玲氏が、世界で一番有名な日本人女性デザイナーだとしたら。
二番目に有名なのは阿部千登勢さんだ!と言われているくらい、世界の業界人に高く評価され、有名な阿部さんです。

妊娠を機に悩んでギャルソンを退社した阿部さん。もし、ギャルソンに居続けたらどうなっていたのでしょう。阿部さんの新ラインが出来ていたり、どこかのラインのチーフになっていたかもしれないですね。

Sacai: A to Z [ Chitose Abe ]

「TOGA」...古田泰子 氏

岐阜県生まれ。エスモードジャポンに入学・卒業後、エスモードパリへ留学。
キャリアを積んだあと、1997年に「TOGA」を設立。
01-02AWより東京コレクションに参加、05年からはパリコレに参加。今はロンドンで発表しています。

...学生を終えて、TOGAを立ち上げるまでの間の経歴(約5年間)に謎が多いです。
CM衣装の制作をしていた、と書かれていたり、触れられなかったり。
しかし雑誌「high fashion」にて、「sacai」の阿部さんとコムデギャルソンで同時期に働いていたとの記載があります。
コムデギャルソンにいたということを、進んでは公表していないイメージです。

「sacai」と「TOGA」。
ちょうど同時期に注目され始めたこともあり、比較されたり並んで語られることが多かったブランドです。

「mercibeaucoup,」...宇津木えり 氏

東京都生まれ。女子美術短期大学を卒業後、エスモードジャポンに1年通い、1年フランスへ留学。
帰国後、現在のエイ・ネット社に入社。「zucca」の立ち上げに参加。その後「ツモリチサト」でも経験を積む。
退社後、BIGI社にて「FRAPBOIS」を立ち上げる。
現在はエイ・ネット社に戻り、「mercibeaucoup,(メルシーボークー)」を立ち上げ、現在も手掛ける。

...宇津木さんも、なかなかの苦労人です。
「zucca」の立ち上げから参加しアシスタントデザイナーとして経験を積むも、色々と苦悩した末に次も決めずに退職。何故か長距離トラックの運転手になるなどし、一度ファッションを仕事にするのをやめようとまで考えたそうです(何があったんだよ...
二度ブランドを立ち上げ、どちらも商業的に成功させている凄い方ですが、その成功の裏では、様々な苦悩や葛藤があったようです。

個人的に、サルエルパンツや大ドット柄をそれまで以上にポップに仕上げ、性別問わず広く浸透させた功績は大きいと思います。
メルシーボークーは、中国などアジア圏の方々から非常に人気が高いです。

「MUVEIL」...中山路子 氏

東京都生まれ。エスモードジャポン卒業。
2002年、富田靖隆氏(現「dictionary」)と「MOSSLIGHT(モスライト)」を手掛けるも、2007年にブランド終了。同年「MUVEIL」を立ち上げ、今に至ります。

「MOSSLIGHT」はブランドの歴史こそ短いですが、「モード系」として人気があったブランドです。
海外でコレクションも発表し、海外に店も構え、ノッているように見えたところで解散したので、正直驚きました。
その「MOSSLIGHT」で主に服作りを担当していたというのが、中山さんです。

「MUVEIL」はショーを行わないのでわかりにくいですが、海外人気が高いブランドです。
ここ数シーズンはパリで展示会を開いており、評価も売上も上昇中だとか。
「日本のブランドは個性が無い」と評する海外のバイヤーは多いですが、そんなバイヤーたちにも「MUVEIL」は引っかかるようです。

「mame」...黒河内真衣子 氏

長野県生まれ。文化服装学院卒業後、イッセイミヤケに入社。3年間勤務した後、独立。
「mame」を立ち上げ、現在に至る。

モノが売れないこのご時勢に、PVC素材のバッグがホームラン!あっという間に有名ブランドとなった「mame」
日本人の女性デザイナーによるデザイナーズブランドがヒットを飛ばしたのは、かなり久々な感もあり...デザイナー本人も大きく注目されました。
PVCバッグだけでなく、衣類も頑張っております。繊細な刺繍や編みや織りなどの日本が誇る高い技術に注目し、取り入れています。
2015年SSシーズンからフランスで展示会を開くなど、今も少しずつ成長しているブランドです。

未だオンリーショップはありません。
急に有名になってしまったが故の苦労もあると思いますが、世界に通用するブランドになって欲しいなと思います。
皆さん!「mame」、伸びしろだらけですよ!(本田

以上、5名になります。

川久保玲氏、津森千里氏はあえて説明することもあるまい...ということで、省きました。
自分のブランドを持つ、女性デザイナーを5名選んでみましたよ。

「服ヲタ大学」があるなら、この5人は共通一次試験に出ると思うよ!!
さあ、蛍光ペン引いて!単語帳に書いて電車で何回も確認して!!

覚えておいて損は無い、今も第一線で活躍する女性デザイナー達です。
実績や今後を考えると...この5名じゃねーの...などと、ぶつぶつ言いながら選びました。女性は5人選べましたが、これが男性となると...めちゃくちゃ大変でっせ。

参考になれば、幸いです!

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