Fumitoshi Goto

【レポート】米ブラックフライデー ECにより実店舗来客数は減少か?

激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ

在米28年のアメリカン流通コンサルタント

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■チェーンストアの多くが感謝祭日となる26日からブラックフライデーセールを始めた。金曜朝からのセールが毎年、早まったことで祝日となる前日に前倒しとなったのだ。今年は多くのチェーンストアが感謝祭日の午後6時からのオープンとなった。ベストバイとトイザラスが午後5時からドアバスター(時限セール)をはじめる一方、ウォルマートやターゲット、メーシーズなど多くが昨年と同様、午後6時からのスタートとなった。後藤は近所にあるウォルマートとターゲットを定点観測にしている。ブラックフライデーセールでの消費者トレンドを探るためだ。ブラックフライデーは全米でセールとなり最も安く買い物が出来るため、消費者動向を探るには適している。

ターゲットに到着したのはセール開始の午後6時15分前。昨年より5分程度はやく行列に加わったこともあり、昨年より40~50メートル手前で並ぶことができた。時間が経過してもそれほど行列が長くなった印象は受けず、明らかに行列は短くなっている。辺りはすでに暗くなっていてスマートフォンの画面を見る人が目立つ。昨年は6時のオープンから5分もしないうちに店内に入れたが、行列がなかなか動かなかった。そうこうしているうちに前方で、行列にならんでいる友人に加わるような形で割り込む人がいた。それでトラブルを起きた。これを気に入らない人が言い争いを始めたのだ。スタッフが話を聞いてなだめようとしていたが、騒ぎは収まらず結局、警察がはいる事態となり、騒ぎだした人が一時的に拘束?された。これで行列は動かず入店したのは6時20分となった。ただ、客数は年々、減少しているような感じを受けた。店に入ってスタッフに確認するとまず売り切れたのは目玉となっている250ドルのウエスティングハウス製55インチLEDテレビ、170ドルのエレメント製43インチLEDテレビ。また最後の1台となっていたのは400ドルのエレメント製55インチ4KスマートLEDテレビだ。家電売り場には多くの人が詰めかけていたが安売り特有の張りつめた感じはしない。

オープンから45分過ぎにターゲットを離れ、ウォルマートに向かった。予想していたこととはいえウォルマートの駐車場内に車を停めることができたのは少し驚きだった。やはり客数が落ちているのは明らかだ。店の入り口の前にあるジグザグ用フェンスにも行列はなく、すんなりと入店できた。また各売り場に配置された特価品の前には行列もなく、15メートルに伸びたレジ待ち行列ができていたぐらいだ。試しにレジ待ちの行列に並んでみたが20分程度でレジに到達できた。ただ、クレジットカードがEMV仕様となり、スワイプ方式に比べて決済に時間がかかっていることは課題となるようだ。

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ターゲットに到着したのはセール開始の午後6時15分前。昨年より5分程度はやく行列に加わったこともあり、昨年より40~50メートル手前で並ぶことができた。時間が経過してもそれほど行列が長くなった印象は受けず、明らかに行列は短くなっている。辺りはすでに暗くなっていてスマートフォンの画面を見る人が目立つ。昨年は6時のオープンから5分もしないうちに店内に入れたが、行列がなかなか動かなかった。

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ターゲットのアプリ画面。ターゲットやウォルマートなど大手チェーンストアではアプリ上でセール品のロケーションをマップ表示している。ターゲットの事例ではテレビはA、ビデオゲームはB、玩具はCとセール品を置いている場所を店内マップ(画像はガーデナ店)で示している。

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店に入ってスタッフに確認するとまず売り切れていたは目玉となっている250ドルのウエスティングハウス製55インチLEDテレビ、170ドルのエレメント製43インチLEDテレビ。また最後の1台となっていたのは400ドルのエレメント製55インチ4KスマートLEDテレビだ。目玉商品から売れ、次に4Kや大型テレビが売れていくようだ。

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家電売り場には多くの人が詰めかけていたが安売り特有の張りつめた感じはしない。別の売場は閑散としている印象だ。お目当ての商品を手にしたら、サッサとレジを済ませるようにお客は去っていく。

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予想していたこととはいえウォルマートの駐車場内に車を停めることができたのは少し驚きだった。やはり客数が落ちているのは明らかだ。店の入り口の前にあるジグザグ用フェンスにも行列はなく、すんなりと入店できた。

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ウォルマートでも目玉となっているテレビから売れていく。今年の目玉となるのは269ドルの50インチLEDテレビ(1080p)、149ドルとなる40インチLEDテレビ(1080p)、125ドルのロク製32インチスマートLEDテレビ(720p)、200ドル値下げされ998ドルとなるサムスン製55インチ4Kスマート曲面LEDテレビだ。またビジオ製70インチスマートLEDテレビ(1080p)が300ドル値下げされ898ドル、ハイセンス製55インチ4KスマートLEDテレビ(2160p)が448ドル、サムスン製44インチスマートLEDテレビ(1080p)が498ドル、サムスン製40インチスマートLEDテレビ(1080p)が80ドル値下げされ298ドル、サムスン製32インチスマートLEDテレビ(720p)が198ドルとなっている。

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店内では15メートルに伸びたレジ待ち行列ができていた。試しにレジ待ちの行列に並んでみたが20分程度でレジに到達できた。ただ、多くのクレジットカードがEMV仕様となり、スワイプ方式に比べて決済に時間がかかっていることは課題となるようだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。感謝祭日の朝、フライズ・エレクトロニクスのオンラインセールに参戦?してみました。148ドルとなるRCA製50インチLEDテレビ(1080p)は、競争の激しさから確実に購入できないだろうとの前提で朝7時からのオンラインセールに参加したのです。ショッピングカートに載せて、プロモコードを入力してもそこから先には進めないのですね。気づけばソールドアウトの表示。他のセール品も試しましたが、プロモコード入力しても登録できませんとの返答で購入できず。フライズのフェイスブックを確認すると「プロモコードがつかえない」とのクレームが100件程度ありました。実際のところ、苦情はもっと多いはずです。毎年のことなので多くが怒る気にもなれず、諦め気味なのだと思います。面白いのがウォルマート・コムではすんなり購入できたという意見もあったことです。オンラインで購入する人が増えているので、お店に行く人が少なくなっているのでしょう。

ブラックフライデーの買い物もリアルからネットへの移動がしばらく続きます。

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ターゲットでは行列にならんでいる友人に加わるような形で割り込む人がいた。それでトラブルを起きた。これを気に入らない人が言い争いを始めたのだ。スタッフが話を聞いてなだめようとしていたが、騒ぎは収まらず結局、警察がはいる事態となり、騒ぎだした二人が一時的に拘束されていた。ちょっとしたいさかいもアメリカではすぐに警察が呼ばれるのだ。

後藤文俊

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