Koji Yamada

ファッションセンスとはどんな能力か?

山田耕史

ファッションアナリスト

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【このエントリのポイント】異なるファッションテイストを違和感なく組み合わせる能力をファッションセンスという(でも普通の人にはそんな能力不要です)

こんにちは。新しいのを買うまでの間借りているMacBook Airがなかなか言う事を聞いてくれなくて困っているファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。

パリ、ミラノ、ロンドンなどのコレクション(ファッションショー)にはショップバイヤーやスタイリスト、エディターやモデルといったファッション業界人が世界中から集まります。いわば、ファッションの天下一武道会です。その着こなしは注目度が高く、今やファッションショーよりも人気が高いコンテンツかもしれません。有名ブランドのショー会場周辺には一流のファッション業界人のコーディネートをカメラに収める為カメラマンが鈴なりになっています。

・ファッションの天下一武道会

先日開催されたロンドンコレクションでのスナップを見ていて気付いた事がありました。
The Best Street Style From London Fashion Week
それはファッションセンスとは異なるファッションテイストのアイテムを違和感なく組み合わせる能力なのではないか?という事です。例えばこちらのコーディネート。

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レトロな雰囲気の花柄のワンピースにヴァンズのスニーカーを合わせています。このワンピースにはレザー(スウェードが良さそうですね)のパンプスやブーツを合わせて、フォークロアテイストのコーディネートにするのが一般的ではないでしょうか。ですが、ここにスケーター御用達のストリートテイストのスニーカー、ヴァンズを合わせているのがこの方のファッションセンスなんだと思います。もっと顕著なコーディネートの例がこちら。

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素敵ですね。普通シンプルなニットとレザーサンダルに合わせるとしたらスキニーパンツやシンプルなスカートが一般的だと思いますが、この方がチョイスしたボトムスはなんとアディダスのジャージ。 普通の人が真似をするとかなりダサくなってしまうでしょうが、それをこうやって素敵に見せているのがこの方のファッションセンスなんだと思います。

・選ぶだけがファッションセンスではない

ファッションセンスはどういったアイテムがオシャレか、という事を選ぶ能力だけでなく、それが自分に似合うかどうかも判断しなければなりません。具体的には自分の容姿やキャラクターなどを把握した上で客観的な視点で見極めなければいけません。コレクションスナップを見ていると、客観的な視点の必要性がよくわかります。スナップされる程のオシャレさんは皆さん自分のキャラクターをきちんと理解されています。

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こう書くと「やっぱファッションって難しい、面倒」と思われそうですが、このような能力が必要になってくるのはこうやってカメラマンにスナップされるようなレベルのファッション業界人だけ。普通の人には必要ありません。普通の人がある程度オシャレに見られる為には簡単なファッションのルールを意識しておけば良いだけなのです。

・カジュアルファッションのルール

フォーマルウェア、例えばメンズのスーツやレディスのドレスなどは長い年月をかけて作り上げられたドレスコードというルールがあるからそれに則っていれば間違いはありません。ですが、カジュアルファッションはまだ歴史が浅いのでまだ明確なルールが確立されていません。私は以前勤めていたファッション企画会社で毎月300人以上のストリートスナップを分析するという業務を7年程続けていました 。その中で私が気付いたカジュアルファッションのルール。それはベーシックなデザインのアイテムをだけを着ていればオシャレに見えるという事です。具体的にどうすれば良いのかは今後このブログでご紹介していきますので今日はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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