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OPAが小型施設を開設へ、非衣料でカテゴリー絞り

OPAは19年度以降、カテゴリーを絞り込んだ小型施設を開設する。17年10月に高崎オーパ(群馬県高崎市)をオープン、新たな都市型商業施設の確立を目指し、従来のアパレル中心から食も含めたライフスタイル全般に領域を拡大している。この分野を押し出すのが、小型施設だ。食、美容・健康などが想定され、この取り組みを主力の大型施設のコンテンツとして活用することも見込む。

同社はイオングループで、都市部での事業拡大の役割を担っている。しかし立地の駅前などは、用地が限られる。そこで、「フルラインではなく、ディスティネーション(目的地)になる何かに絞ったものでもいい」(奥田晴彦社長)として小型を開発する。JRなどが駅そのものを商業施設として活用しており、その近くで規模も小さく「同じことをやっても意味がない」としたもの。

同社最大規模でオープンした高崎オーパの立ち上がりは、分野、テナント間で格差はあるが、入館者数、売り上げともほぼ予定通りになる見込み。ただし、ライフスタイル全般に領域を拡大したなかで、館の特徴になり、ディスティネーションになる分野の確立が課題とみる。ファッションは主軸としつつも、飲食などに事業領域を広げており、開発する小型施設は収益のめどが立てば、大型施設に持ち込むことも狙う。

17年度、高崎オーパのほか、居抜きで水戸オーパ、建物に関わる大規模改装でフォーラスから転換して秋田オーパが開業した。16年度にイオンモールの傘下に入った〝新生〟OPAとしての開発が具体化した。18年度は秋に那覇オーパともう1施設の新設が決まっている。19年度はフォーラスを建て替える大分オーパがオープンする予定。積極的な改装と併せ、地方を中心とした都市部でライフスタイル型の商業施設の確立を急ぎ、小型施設を加えて弾みをつける。