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Tシャツが包帯に、防災意識が高まるTシャツ開発

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緊急時にTシャツから包帯⁈――「デザイン」「防災」「まちづくり」「スポーツ」の4分野で事業を行うR-pro(アールプロ、名古屋、岡本ナオト代表)は、ボウサイ事業部のプロジェクト「ヤモリ」から、着るだけで防災意識が高まるTシャツ「ファーストエイドシャツ」を企画・開発した。

(壁田知佳子)

同社は「固く考えがちな〝防災〟を、より身近に、カジュアルに感じてもらえるように」〝ボウサイ〟と片仮名で表記している。すでに、非常食の定期宅配サービスや防災教材、アクセサリー開発、イベント、ゲームなどを通じて、日常にボウサイを取り入れるアイデアを具現化してきた。その中で、普段から身に着けられるデザイン性があり、災害時に役立つアイデアはないかと企画したのが、ファーストエイドシャツだ。防災をテーマにしたANAのクラウドファンディングサイト「ワンダーフライ」のクリエイティブアワードに応募し、受賞。2月26日までワンダーフライと朝日新聞社の「エーポート」の共同プロジェクトとして、双方のサイトでクラウドファンディングを実施している。

Tシャツから包帯を取り出す仕組みは非常にシンプル。ファーストエイドシャツの表側にあるボーダーに見える部分は、包帯を縫い付けたもの。内側の糸を切り、引き抜くことで包帯が取り外せる。

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包帯の取り外し方は簡単


初のアパレル事業だったため、最も苦労したのは、アイデアを実現する協力先を見つけることだったという。「先が見えず、不安をおぼえた」が、社内にアパレルの知識を持つ人材を見つけ、愛知県内の製造工場とつながることができ、実現に至ったという。

クラウドファンディング後には、自社ECサイトで販売する予定。ファーストエイドシャツの価格は5500円を予定している。

ヤモリプロジェクトは、日常の中で簡単に取り入れられる物やサービスを通じて、社会全体の〝防災力〟を上げ、「ボウサイをなくす」ことを目標にしている。

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ボーダー部分を取り外すと応急処置に使える包帯になる。固く考えがちな防災をカジュアルに

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