Fumitoshi Goto

在庫ゼロの高級デパート「ローカル」がLAに2店追加オープン

激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ

在米28年のアメリカン流通コンサルタント

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■高級デパートメントストアのノードストロームは10月3日、在庫を持たない新コンセプトストア「ノードストローム・ローカル(Nordstrom Local)」をさらに2店舗オープンする計画を発表した。ノードストローム共同社長のブレイク・ノードストローム氏が29日の株主総会で公表したことによると、今年中にノードストローム・ローカルをロサンゼルスに2店舗追加オープンし、昨年オープンしたメルローズ店と合わせ3店舗展開にする。上手くいけばマンハッタンにもオープンしていくとしている。ロサンゼルスの出店先など、詳細は明かしていない。

昨年10月にオープンしたノードストローム・ローカル(8401 Melrose Place, Los Angeles, CA 90069)は、標準サイズ3,900坪のフルライン・デパートメントストアとは異なり、100坪にも満たない約80坪(3,000平方フィート)の面積。

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ノードストローム・ローカルはオムニチャネルやパーソナルサービスを重視する一方、商品在庫を持たず商品サンプルさえ置いていない店舗となっている。ノードストローム・ローカルには8つの試着室があり、パーソナル・スタイリスト(Personal Stylist)からのアドバイスなどで、ノードストローム・コムで取り寄せたドレスやジャケット、シャツなどを試着しながら購入・返品することになる。ノードストローム・ローカルでは最寄りのノードストロームなどから取り寄せた注文品を届けるバンが1日に3回立ち寄るという。

パーソナル・スタイリストはモバイルのアプリ機能「スタイル・ボード(Style Boards)」を使ってフィッティング・アドバイスを行うほか、ノードストロームのオンラインストアもしくは商品手配も行う。午後2時までの注文では当日に宅配やピックアップもでき、ストアピックアップでは降車せずに店の前で受け取れるカーブサイド・ピックアップも提供する。店内では修繕やテーラーなどの仕立てのサービスにネイルサービスもあり、ノードストロームが2014年に買収したEC系ショップのトランククラブのサービスも提供されるという。

店内にはインストアバーもあり、ワインや地ビール、コーヒーやジュースを飲みながらの接客も可能となっている。

ノードストローム・ローカル・メルローズ店から10分程度(約3キロメートル)の距離にライフスタイルセンターの「ザ・グローブ(The Grove)」にあるノードストローム・ザ・グローブ店(189 The Grove Dr, Los Angeles, CA 90036)があり、15分程度(約5キロメートル)のところには最近リノベーションが終わったノードストローム・ウエストフィールド・センチュリーシティ店(10250 Santa Monica Blvd, Los Angeles, CA 90067)がある。

在庫ゼロとなるノードストローム・ローカルの成功のカギは、パーソナライゼーションと商品が顧客に届くまでのラスト・ワン・マイル(スピード)だ。ネットにできない、顧客のもてなしもキーポイントになるのだ。

ノードストロームの株主総会時に使われたスライド。出店戦略の説明ではノードストローム・ローカルの画像を真ん中に据え、在庫ゼロ店舗展開によるオムニチャネル化を強調した。

17年11月16日 - 【ノードストローム】、ノードストローム・ローカル!リアルとネットの中間店舗になる?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤のコンサルティング時のファッションはスティーブ・ジョブズ方式です(笑)。ジョブズ氏は常に黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーというファッションを貫いていました。後藤の場合はポロシャツにカーキパンツにスニーカーです。ブランドにこだわりませんが、ポロシャツは気分でカラーを買えます。黒や紺などダーク系が多く、たまに明るい色を着ます。寒い時はポロシャツの替わりにフランネルシャツにセーター、ジャケットです。流石にジョブズ氏のような全く同じはできませんが、着る服で迷いたくないのでほぼ同じスタイルを貫いています。スティーブ・ジョブズ方式といえば格好がつくのが便利なところ。本当のところはファッションを考えるのが面倒なだけです。面倒というか苦手なんですね。それでもお洒落したいときはあります。YouTubeにピアノやギターの演奏動画をアップしていますが、撮影時はそれなりにドレスアップしたいと思っています。

⇒なぜならYouTubeにアップした動画は半永久的に残るからです。ただ1回しか着ない可能性はあることが玉に瑕。実際、坂本龍一さんの「Tong Poo」やビリージョエルの「素顔のままで」で着ていたピンク・シャツは撮影以外で着用したことがありません。また撮影したいと思うのですが(撮影にも便利そうなiPhone Xも購入済)、できればプロのスタイリストのアドバイスが欲しいなぁと思っています。近所にノードストローム・ローカルがあれば気軽に立ち寄って、スタイリストにYouTube動画を見てもらい、採寸してもらい、で、普段でも着れるようなおススメのファッションを選んでもらえれば便利だと思うのです。気に入ればその場で注文してピックアップは1~2時間程度(待っている間はコーヒーとか)、遅くても当日であれば、アマゾンに浮気はしません。試着して良ければ購入、気に入らなければ購入しないという選択です。見方を換えればいかにアドバイスが的確であり、手に入れられるスピードが速いかでしょう。
特に中年になるとサイズが変わりやすいですから採寸で立ち寄るだけを考えて、敷居を低くしたお店にしてもらいたいですね。

後藤文俊

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