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商業施設のイベントスペース模索続く

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百貨店、ファッションビルともにイベントスペースを広げる動きが目立つ。百貨店は上層階の既存の大型催事場以外に各階エスカレーター前に常設のイベントスペースを設け始めた。都心の地下街やファッションビルも、共用部の空きスペース活用にとどまらず、テナント区画をイベントスペースに転換している。

新規の取引先開拓のためのテストマーケティングの場、シーズンMDの打ち出しなど施設側の思惑は様々だが、本質的な狙いは集客力の向上だろう。入店客数を増やすこと、にぎわう場であることが全館売り上げを維持、向上させる源泉だから。

この流れのなかで、ミニ水族館、ミニ動物園、昆虫展など「失われた20年」には、ほぼ皆無だったイベントや、パン祭りといった新企画の催事が各施設で開催されるようになった。こうした催事はおおむねにぎわっている。

もっとも、1~2週間単位で期間限定店やイベントを繰り出さなければならず、実績も求められる。「本当に大変です」。イベントスペースの各担当者の共通した本音だ。視野を広げて取り組み先を探し、企画内容を練り込む必要もある。イベントスペースを新設するファッションビルの担当者は「次の時代を見据えた実証実験」と話す。ショッピング空間にとどまらない次世代型の商業施設の構築に向けた模索が続く。

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