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「価格を決めるのはお客さま」在庫破棄ではない新しいセールの考え方

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世界的なバーゲンセールの祭典であるブラックフライデー。
もともとアメリカから始まったこの大規模セールが近年、世界規模に発展。この大規模セールの期間中に年間売り上げの"2割"を稼ぐ企業もある。

ブラックフライデーとは?
米国で毎年11月の第4木曜日に催される「感謝祭」の翌日の金曜日。土日の間ということもあり、休日にする企業も多く、小売各社にとってはクリスマス商戦の初日でもあり、最大の山場となるセールイベント。この日、黒字(=ブラック)になる企業も多いため、ブラックフライデーと言われている。

日本でも、GAP、H&M、BUYMA、adidasなどが"バーゲンセール"を中心に実施しているなか、今回は、ユニークな取り組みを展開している、D2C (Direct to Consumer)カンパニーのFABRIC TOKYOが考える"新しいブラックフライデー"をご紹介。

ブラックフライデーを"ホワイト"に

これまでのアパレル業界のセールは、ブランドの在庫破棄の考え方が主流でしたが、FABRIC TOKYOが考えるブラックフライデーの取り組みは「商品化されずに行き場をなくした高品質の生地」を再活用したオーダースーツ「ReFABRIC」を販売すること。

ディスカウントの割合ばかりが注目されるブラックフライデーのタイミングに、洋服の本当の価値と向き合う機会を提供することで、従来のアパレルのブラックフライデーのセールとは一線を画す取り組み。

価値あるものに納得してお金を払う

FABRIC TOKYOは、D2C (Direct to Consumer)レーベルとして、自社で企画・製造した商品を直接自社のECサイトで販売。生産から発送まで全てを一括して管理していくことで、​良いものを適正な価格で提供。

トレーサビリティ(=透明性)とサスティナビリティ(=持続可能性)を使命とし、作り手の顔や、原料の産地の開示、正当な対価を各サプライヤーに還元したりと、様々な取り組みを行っている。

価格を決めるのはお客さま。適正価格は白紙

そんなトレーサビリティとサスティナビリティを掲げるFABRIC TOKYOが、ブラックフライデーを通じて「洋服の本当の価値に向き合う」機会を提供するため、通常2ピース¥37,800〜で提供しているオーダースーツの価格をお客さま自身が自由に決めることができる。

1円でもいいし、37,800円でもいい。100,000円だった構わない。

今回、この取り組みを仕掛けた、FABRIC TOKYO商品開発代表・峯村氏より「新しいブラックフライデーの形や想い」についてコメントをいただきました。

なぜ今回のような取り組みを実施しようとしたのですか?

アパレル業界には課題が多く存在していて、その一つにものづくりの工場に眠る在庫生地があります。実際に工場を訪れて生地を目の当たりした時、開発者が想いを込めて生み出した生地が廃棄されてしまう現実を変えたい、多くの人に知ってもらいたいと思いました。

ブラックフライデーは、ディスカウントの割合ばかりが注目されてしまいがちですが、そんな日だからこそ、この生地たちを世に出すことで洋服の本当の価値と向き合ってもらえるのではと考え、今回のホワイトフライデーの実施に至りました。

今回カスタムできるスーツのこだわりは何でしょうか?

今回の商品「ReFABRIC」のこだわりは、開発者の想いの込められた世界に1点だけの生地ということです。

繊維業界は、消費者に近い小売やアパレルメーカーがイニシアチブを持つ構造の業界。川下の彼らにセレクトしてもらう為に、川上から川中のものづくりの工場は日々新しい素材の開発を繰り返しています。

サンプルから量産に進める商品はその中の一握りにすぎず、その他の商品は日の目を浴びないまま眠り続け結果的に廃棄されていくという現実があります。開発者が想いを込めて生み出した生地たちは、本来廃棄されるような無くむしろ特別な一点ものの良品です。本質的な価値に向き合える商品であることこそが、こだわりです。

どういうお客さまに使って欲しいでしょうか?

自分らしさを大事にしている方に使っていただきたいです。FABRIC TOKYOのブランドには、FABRICの語源である「構築する」、TOKYOの象徴である「ダイバーシティ=多様性」という意味を持たせていて、FABRIC TOKYOは多様性ある自分らしさをかたちにするお手伝いができればと考えて日々商品をお届けしています。

今回は、そんな僕たちの思いがより一層強く投影された商品に仕上がったので、「ReFABRIC」を通じて、自分らしさをもっと自由に表現してほしいですね。また、洋服づくりの背景に触れ、自分で金額も付けていただくことになるので、お客さま自身の洋服選びの価値観と向き合うきっかけにもなれば幸せだなと感じます。

【ReFABRIC】
・販売期間:2018年11月23日(金)10:00 ~ 2018年11月26日(月) 19:00
・販売方法:ウェブ抽選制。
・金額:抽選で購入券を得たお客さまに決定していただきます。
・販売数:10生地、それぞれ2着ずつで全20着の販売を予定。

詳細は以下URLより
https://fabric-tokyo.com/news/detail/white_friday

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