senken plus

キャラ定まらず迷走?新生活を迎えた学生の本音を調査

繊研plus

ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト

フォローする:

花粉の気配を感じる日も増え、いよいよ春の訪れを感じる時期となりました。春と言えば進学・入学・就職など、新生活が始まるタイミング。楽しみと不安が入り混じる頃でもありますが、アラウンド20(15~24歳の男女)たちはどのような思いで新生活を迎えるのでしょうか。今回は、新大学1年生を中心に、アラウンド20の新生活の実態をご紹介します。

【関連記事】【シブヤ109ラボ所長の#これ知ってないとやばみ】⑥

期待より不安大きく

首都圏在住のアラウンド20の女子(高校生191人、大学生322人) を対象としたウェブ調査では、新生活で楽しみなことは、「新しい友達関係(30.7%)」「特になし(28.1%)」「部活・サークル活動(25.9%)」、不安なことは、「勉強(60.3%)」「新しい友達関係(30.7%)」「就職活動・インターン(27.1%)」という結果となりました。

現代のアラウンド20は、新生活に対して全体的に期待よりも不安の方が大きい傾向があり、中でも勉強や受験、就職活動などに対して不安を感じていることが分かります。彼女たちのなかに、自分の将来に対して不安を感じている子が多いことが関係しています。

特に生活環境が大きく変わる新大学1年生には、就職活動を意識し、入学後すぐに企業でインターンを探し始める子も珍しくなく、始まったばかりのキャンパスライフのなかで、将来に備えてどんなことをするべきか悩む子が一気に増えるようです。

キャラ定まらず迷走

彼女たちの不安や悩みの種は、自分の将来だけではありません。大学生になるタイミングで、日々のファッションに対しても悩みを抱えるようになり、〝ファッション迷子〟になる子が続出します。

以前もご紹介した通り、アラウンド20は、ファッションテイストを定めず、その日の気分や会う友達に合わせて変える傾向がありますが、これは自分で「選択」をしているのであって、「迷子」になっているわけではありません。

大学入学のタイミングでファッション迷子が誕生してしまう要因は二つあり、一つは「周囲からどう見られるか」を意識しつつ、コミュニティーに合わせて自分の見せる部分を変えているため、大学という新しいコミュニティーでの自分のキャラが定まっておらず、模索する時間を要するため。二つ目は大学生になると、ほぼ毎日制服で過ごすことができた高校時代とは違い、私服を着る頻度が格段に上がるためです。

ファッション迷子経験者の女子大生たちによると、「いろんなテイストをTPOに合わせて楽しみたい」というマインドは高校時代から変わらずあるのですが、入学直後は毎日通学するために異なるコーデを考えなければならないという、逼迫(ひっぱく)した状況になります。「自分が着たいか」よりも「着回しやすいか」が、ファッションアイテムを購入する際に何を重視するかのランキングの最上位に一気に躍り出るとのことでした。

その結果、持っているファッションアイテムがカジュアルでベーシックなものばかりになり、「自分が着たい服ってなんだっけ?」と迷走し始めてしまうのです。

新生活はワクワクすることが多いのかと思いきや、様々な不安や迷いと戦っているアラウンド20。そんな迷える彼女たちに日々の着回しコーデのエッセンスとして、シブヤ109ラボがこの春注目しているファッションアイテム「スモーキーミントグリーンの服」をオススメしたいと思います。

●長田麻衣(おさだ・まい)

シブヤ109ラボ所長。総合マーケティング会社で、主に化粧品・食品・玩具メーカーの商品開発・ブランディング・ターゲット設定のための調査やPRサポートを経て現職。毎月200人の若者と接する毎日を過ごしている。好きなものは、うどん、カラオケ、ドライブ。今年の目標は、若者に関する講演に講師として登壇すること。そして大人っぽさと透明感を兼ね備えた女性になること。

記事のタグ

最新の関連記事

おすすめ記事

Realtime

現在の人気記事

    次の記事を探す

    Ranking Top 10

    アクセスランキング