Them magazine

金沢「IACK」によるアートブックフェアが代官山蔦屋書店にて開催、写真家のトークイベントも

Them magazine

ファッション・カルチャーマガジン

フォローする:

— ADの後に記事が続きます —

金沢の「IACK」と模索する、アートブックの現在地点

 写真家・河野幸人氏が運営する、石川県金沢市にあるオルタナティブスペース「IACK」。このスペースは氏のアトリエとして機能しながら、週末には一般開放され、出版作品の展示や販売が行われている。2018年より作品集のディストリビューション業もスタートし、その活動の幅を広げるIACKによるアートブックフェア『IACK アートブックの現在地』が、「代官山蔦屋書店」にて開催中だ。

 アーティストが作品を発表する場として、"本"という形態は重要な役割を担ってきた。広く流布できるという機能においては寡占的ともいえるほど重大なメディアであったが、インターネットやインスタグラムを中心としたSNSの台頭により、その機能の価値はじわじわと薄れている。しかし、"本=アートブック"は未だに最重要メディアとしてアーティストに選ばれているわけだが、それは一体なぜなのか? 今フェアでは、河野氏の選定による書籍によって、現在におけるアートブックの重要性を探る。さまざまなアーティストの視点や本というメディアの活用法から、多面的なアートブックの価値と可能性が再考察、再発見されよう。

 フェアに合わせ、東京を拠点とするデザインスタジオ「well」と協働し、IACKがディストリビューションを行ってきたタイトルをまとめたブックを製作。また会場では、wellとのコラボレーショントートバッグも販売される。

 2月14日(金)には、写真家・横田大輔氏を招き、トークイベントを開催。表現手段としての「アートブック」というテーマを、2人の作家がそれぞれの視点で考察する。

【イベント情報】
『IACK アートブックの現在地』
日程:~3月8日(日)
会場:代官山 蔦谷書店 2号館 1階 写真コーナー平台
住所:東京都渋谷区猿楽町17−5

河野 幸人
写真家、IACK代表。1989年、金沢市生まれ。2011年に渡英し、London College of Communicationにて写真を学ぶ。2014年に発表した作品『Raster』は、アメリカの写真専門ギャラリー「Photo-eye」の主宰する年間ベストブックリストの1冊に選出される。写真家としての活動の傍ら、各国のアートブックフェアへの参加や執筆活動を行うなど、作品集というメディアを軸に多岐に渡り活動。2017年にはオルタナティブスペース、IACKを金沢市にオープン。国内外作家の作品や作品集の展示、販売、ディストリビューションを行う。
yukihitokono.com

IACK
IACK(アイアック)は、2017年に写真家の河野幸人のアトリエとして設立。「開かれた書斎」というコンセプトのもと週末は一般開放を行い、独立系出版社の作品集、および自費出版作品の展示/販売や、国内外作家の作品展を行う。2018年より作品集のディストリビューション業を開始。

最新の関連記事

Realtime

現在の人気記事

    次の記事を探す

    Ranking Top 10

    アクセスランキング